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メモリーカードが消えていく法則とは? 去り行くスマートメディアの挽歌(3ページ目)

つい先日、スマートメディアが製造中止になるという報道があった。この報道は正確ではなかったが、終息していくことは間違いないだろう。メモリーカードが消えていく法則はあるのだろうか?

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

もっとも危ないのはこのメモリーカード?

まず、もっとも製造中止に近いと思われるのはProではない初期型メモリースティックが挙げられる。

旧型のメモリースティック。最大容量は128MBx2までだった。
メモリースティックは最大容量が128MBである(ふたつの128MBのメモリーをスイッチで切り替えて使用し、256MBとして使用できるものも存在するが)。スマートメディアの最大容量と同じ数字だ。
このあたりも危険な臭いがする……というのは考えすぎだろうか。
メモリースティックProに非対応のデジタルカメラは、2002年末に出荷されたものが最後だ。

スマートメディアの事例に即しても、「そろそろかなぁ」という感はある。

ただ、スマートメディアと大きく違うのはメモリースティックPro対応の製品であれば、旧型メモリースティックも使えるというところだ。
もっとも、最近のCyber-shotはメモリースティックProデュオを採用しているのだが。

その他のメモリーカードは……

その他の現行のメモリーカードについては、当面は心配する必要もないだろう。
コンパクトフラッシュはデジタル一眼レフと高級一体型、メモリースティックProデュオがソニー製品、多くのコンパクトスタイルのデジタルカメラと初心者向けデジタル一眼レフはSDカードという形で住み分けていくこととなるだろう。
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