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CIPA電池寿命測定法とは

CIPAの電池寿命測定法はデジタルカメラのバッテリーライフを調べるものとして著名なものとなっており、多くのデジタルカメラメーカーによって採用されている。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

CIPAとはデジタルカメラをはじめとした、映像機器の標準規格を策定する業界標準団体のこと。
CIPAによって策定された規格の中でも電池寿命測定法はデジタルカメラのバッテリーライフを調べるものとして著名なものとなっており、多くのデジタルカメラメーカーによって採用されている。

この規格が策定されることによって、デジタルカメラメーカー各社は同一条件下でのバッテリーライフの比較ができるようになった。
測定方法は以下のようになっている。


上記の条件はデジタルカメラにとってかなり厳しいものになっており、実際にはCIPA規格によって測定された枚数よりも1~2割以上は多く撮影できることがほとんどである。

また、CIPAによって策定されたデジタルカメラ関連の規格に解像度・感度などが存在する。
■CIPA規格による電池寿命測定方法(抜粋)
・温度23℃で測定。
・未使用の一次電池または満充電の二次電池を使用する。
・液晶モニターは常にON。
・30秒毎に光学電動ズームの望遠端と広角端で交互に撮影する。
・2回に1回はストロボをフル発光させる。
・10枚撮影するごとに電源をON/OFF動作。

以上の条件下で撮影を続けて最初に電源がシャットダウン、もしくはなんらかの形で撮影できなくなった時点で測定を終了。
※原則としてカメラの工場出荷時設定で測定
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