ハードディスクにデータを格納しておけば、さまざまな作業を非常に高速に行うことができる。
レタッチにせよ、データの確認にせよ、CD-R等に記録してあるデータよりもハードディスク上のデータが圧倒的に高速なのだ。
たとえば手元にあるCD-Rに格納した303枚の画像データを
『IrfanView』でサムネイルを表示してみるとしよう。ざっと1分45秒ほどかかった。
それがハードディスクに格納しておけばわずかに33秒で済んでしまうのだ。
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筆者のPC(Pentium4/1.6GHz DDR-SDRAM512MB)におけるベンチマーク。この数字はデータのファイルサイズやPC、ドライブのスペックで変化する。
また、120GBのハードディスクであれば筆者の数か月分の撮影データをひとまとめにしておけるので、「あのデータはどこにいったか……」と探す手間が最低限に済むことも大きい。
普通のユーザーであれば、こういった形でハードディスクを用意すれば優に数年分のデータが格納できるのではないだろうか。
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筆者の愛用しているモバイルHDDラック。ざっと400GBほどのデータがこの中に収められている。
次ページではデータのバックアップをどうしているか、およびフォルダとテキストデータによる管理方法をお見せするとしよう。
・ヘビーユーザー向けデータ管理法
・ハードディスクなら楽々管理
・フォルダとテキストで画像を管理