ハワイ島にまつわる伝説
ハワイ島の伝説は、火の神「ペレ」なしに語ることはできません。ペレとは、空と大地の間に生まれ、キラウエア火山に棲むと信じられている火の女神。身勝手で激しい気性のペレは、怒りのたびにキラウエアを噴火させたため、ハワイの人々はペレの怒りを鎮めようと豚肉や果物、花などを火口に投げ入れたと言います。そもそもペレはカウアイ島に棲んでいたのですが、三角関係のもつれから、姉のナマカオカハイに島を追い立てられ、オアフ島、マウイ島と移り住み、最後にハワイ島に落ち着いたといわれています。なお、溶岩が固まってできた小石を観光客が記念にと持ち帰ることがありますが、ペレは自分の体がバラバラにされることを嫌うため、持ち帰った人に災いが振りかかるとも言われています。くれぐれも、溶岩の石は持ち帰らないように。
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