部分的家具付き物件広告はこう読む！
「Partly Furnished」と書かれた部分的に家具が付いているという部屋を集めた広告を見てみましょう。冷蔵庫、オーブン、電気コンロなどが備わっている程度で、あとはガラーンとした部屋になります。ある程度、長期滞在を覚悟している場合、またはすでに家具を持っている場合は、こちらがよりリーズナブルですので、適しています。 |
1段目の広告内、赤い枠で囲んだ「Cov'd prkg」は、Covered Parking、つまり屋根付きの駐車場があるということ。愛車を青空駐車場に置きたくない方は、これが大切な条件のひとつになるわけです。ハワイの強い陽差しは確かに車の塗装やインテリアの日焼けにも良くないかもしれません。2段目の広告には単にPrkgとありますが、だからと言ってこれが屋根なしとは限りませんので、ご注意を。
■2/2？ 1/1？ これっていったい…？
青で囲んだ枠には、「2/2」という表記があります。かなりの広告で見かけるこの分数表記は、ベッドルーム数とバスルーム数のこと。1/1ならば、1ベッドルーム＋1バスルーム。2/2は2ベッドルーム＋2バスルームのこと。家族の場合や、友人とシェアする場合などは、トイレやバスも別々にあると確かに便利です。もちろんその分、家賃が高めの設定になっていることもお忘れなく。（ごくまれに、2/2/2などのように、3つの表記がある場合がありますが、この場合は、最後の数字が駐車場枠の数を示しています。）
■A/C、W/Dはあるに越したことはないけれど
緑色の枠「A/C」は、Air Conditionerで、空調設備のこと。意外に思われるかもしれませんが、ハワイの朝晩は比較的涼しく、エアコンのない生活をしている方はたくさんいらっしゃいます。窓の向きによっては湿気の少ない心地よい風が入り込んできて快適そのもの。（ちなみにガイドの部屋もエアコン設備がついていません。）ただし、日当たりの良すぎる部屋や、昼間、自宅で過ごす時間が長い方は、あるに越したことはないかもしれませんね。
最後の黄色い枠「W/D」は、Washer & Dryerで、洗濯機と乾燥機のこと。この設備はアパートによって様々で、ある一箇所に固まってコインランドリーを置いているところや、階に1セットのコインランドリーを置いているところ、そして各部屋に1セットあるところがあります。W/Dと書いてあれば、部屋の中にあるということで、もちろん便利ですし、無料でずっと使えるので、計算すると意外とお金をセーブできるのかもしれません。
★とりあえずは物件広告を読むために最低限、必要な情報だけをまとめましたが、何となく自信が出てきましたか？ スペースの大きさでお金を取られる3行広告の場合、独特の略語を多用しますので、慣れが必要ですよね。
これからも、エリア別の家賃の相場、敷金・礼金などの商習慣についても順次カバーしていきます。頑張って良い部屋に巡り会ってください！
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