今回のシステムは、つまものに限定されたシステム。上勝町は、しいたけの産地でもある。他の商品には応用できないかということが、課題になっている。
また、農産物への消費者のニーズも多様化しているため、流通形態も改革されなければ効果的なシステムも運用できない。
しかし、なによりも、生産者自身が商品の質や量だけにとらわれず、市場のニーズをいかに受けて、戦略をたて拡販してゆくかについて、気づかねばIT化の促進は望めない。
農家とはいえ、生産だけを考えていれば安泰の時代ではない。何が求められているのかを知らなければ生き残れなくなっているのは、一般企業と同じことがいえる。
これを聞いて、明るい見方をすれば、消費者ニーズを捉えようとすれば、まだまだ農産物に関して新市場が潜在しているのかもしれないと感じた。
システムを介して、生産者と購入者の情報をつなぐことで、新たな可能性が見えてくる。農産物もマーケティングが大切。そして、生産者を指導できる人材の育成も重要だ。
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■スタンシステム株式会社
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