従来モデルでは、ハードウェアがそれぞれのOSごとに別だったため、WindowsからMacに買い換えるような場合、スキャナ自体も買い換える必要があったが、今回のモデルではどちらでも使えるため、WindowsからMacへ買い換える場合にも周辺機器は継続して使用できる。
どちらにも使えるが、製品カラーはともかく、添付ソフトが異なるので、両方使っている方にはどちらのモデルを買えばいいか悩むところだろう。
Acrobatや名刺管理ソフトなど、どちらかのOSで使いたいソフトがある場合は、好みのバージョンを選べばいいと思うが、両方のOSを使える環境にある場合、Windows版を選ぶべきだと思う。
Windows版ScanSnap Maneger
Mac版ScanSnap Maneger
ScanSnapでは書類をスキャンした後、書類を検索できるようにするため、OCRによって文字認識が可能。
書類をスキャンするソフトはScanSnap Manegerだが、Windows版の場合、このScanSnap Manegerか、書類管理ソフトのScanSnap Organizerのどちらかで文字認識できる。
ScanSnap Manegerは、スキャンした直後に文字認識し、PDFファイルなどに保存するが、文字認識中は他の書類をスキャンすることが出来ない。
しかし、書類管理ソフトのScanSnap Organizerでは、スキャンし保存したファイルをCPUの空き時間を利用し自動的に文字認識する。
書類が大量にある場合、とりあえずスキャンだけ先にやって、文字認識は後で行えば、スキャン作業を中断しないため効率的だ。