ScanSnap S1500/S1500M
ドキュメントスキャナは、書類の読み取りに特化したスキャナで、名刺やA4の書類などをデジタル化する際に活用されている。
ドキュメントスキャナにもいくつかの種類があるが、PFUのScanSnapシリーズは、個人や中小企業向けで、持ち運びも可能な小型モデルと、比較的大きめで、スキャン速度などの速いモデルの2モデル存在しているが、今回新しくなったのは大きめのモデル。
Mac対応の強化だけではなく、筐体デザイン、スキャン機能も強化された最新モデルだ。
小型モデルは、ノートパソコンと組み合わせ、出先でスキャンする場合に便利だが、持ち運ばないなら大型モデルの方が、スキャン速度、一度にセットできる枚数の面で有利。
今回は、初のWindows・Mac両対応という事もあり、大型モデルをテストしてみた。
従来のモデルは、スキャナのハード自体がWindows用、Mac用に分かれていたが、今回のモデルからは、同一ハードになっている。
ただし、バンドルソフトの関係から、2つのパッケージに分かれており、筐体カラーも異なる。
奥がWindows版、手前がMac版。
Windows版はシルバー・ブラック系、Mac版はホワイト系となっている。
バンドルソフトは、Windows版はScanSnap Organizer、名刺ファイリングOCR、Acrobat 9 Standard、OCRソフトのABBYY FineReader for ScanSnapの4点、Mac版はMac用Acrobat 8 Professionalと名刺管理ソフトCardMinderの2点。
これに加え、WindowsとMacで使えるドライバソフトのScanSnap Managerがどちらにも添付されている。
カラーリングと添付ソフトは異なるが、例えばWindows版を購入しても、Macに付属のドライバソフトさえインストールすれば、USBケーブルをMacにつなぎ替えるだけでどちらのOSでも使用可能。