機能はかなり成熟しつつあるが
Lui自体は2008年の登場から、何度かのアップデートを経て、使い勝手がそれなりに向上している。
例えば、どうしてもラグが出てしまうマウスカーソルも、クライアントではサーバーとクライアント側の2つを表示することで、どこをクリックしているのかわからないと言うことがない。
小さい方がサーバー側、大きい方がクライアントのカーソル。
離れた環境から使ってみても、使い勝手は家庭内で使用しているのと違わない。極端に離れた場所で使わない限り問題はなさそうだ。
また、今回試用したホームサーバーはTV機能のある物だが、ハードウェア自体は非常によくできている。
CPUを100%稼働させ続けた場合、数分で冷却ファンが回り始めるが、回り始めこそ大きな音がするものの、しばらくするとその音も回転しているのかどうかわからない程度になり、TV録画などの状態では最近のHDDレコーダーと同等くらいの動作音もしくはそれ以下になり、非常に静か。
サーバーが重くて、それなりに大きいのは仕方ないが、サーバー側ハードウェアの出来に比べると、クライアントや、ソフトウェアの完成度はまだまだ。