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16:9になった東芝dynabook 2009年春モデル(2ページ目)

今回の新モデルでは普及価格帯の製品で16:9のワイド液晶を採用。低価格モデルのdynabook EXも登場し、Qosmioシリーズも強化されている。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

新しくdynabook EXが登場

dynabok EX

dynabook AXよりもお買い得モデルとしてdynabook EXが登場した。
こちらは16:10で15.4型のワイド液晶を採用し、TXやAXなどより若干安いデュアルコアモデルで16万円程度、シングルコアモデルで15万円程度になっている。

低価格モデルだが、HDDは250GB、メモリはデュアルコアモデルで4GB、シングルコアモデルで2GB、無線LANもIEEE802.11nに対応するなど、他のモデルとはデザインが若干異なるが、シンプルなデザインになっていて、お買い得品を差がしているならdynabook EXがいいかもしれない。

dynabook EX製品情報

13.3型液晶を搭載し、家庭内持ち運びに適したdynabook CXもメモリを増強するなどしているが、このクラスを検討する場合、今回はラインナップ強化には含まれていない12.1型のdynabook NXも含めて選ぶといいかもしれない。

dynabook CX製品情報
dynabook NX製品情報

Qosmio / dynabook Qosmioシリーズ

Qosmio

QosmioシリーズはTVチューナーがついたQosmioと、TVチューナーを省いてGPU性能重視のdynabook Qosmioシリーズがある。
どちらのモデルもWebオリジナルモデルが用意されていて、スペックを重視するなら、店頭向けとあわせてチェックするといい。

店頭モデルのQosmio G50は画像処理エンジンのSpursEngineを搭載し、CPUやHDD容量が強化された。価格も高く30万円台だったが、GPUをチップセット内蔵にするなど、低価格モデルのG50/96Hが登場し、こちらは26万円程度となっている。
SpursEngine搭載モデルが登場し半年ほどが経過したが、デスクトップ用ボードの販売が開始され、SDKも無償公開予定と今後が期待されている。GPGPUを含めこの分野に注目している方、動画のエンコード速度が遅くて困っている方は迷わずSpursEngine搭載モデルを選ぶのがいいだろう。

SpursEngineはいらないがテレビチューナーが欲しい場合、Qosmio F50がいい。
こちらは、CPUとHDDが強化され価格も21万円前後とハイスペックながらお買い得価格に設定されている。

TVチューナーを搭載しないdynabook Qosmioシリーズは、従来モデルからCPUやメモリ、HDDを強化。
GPUはNVIDIAのGeForce 9600M GTを採用している。Webダイレクトモデルでは、 GeForce 9800M GTXを搭載したモデルなどもあるため、もしもGPUにこだわりがある場合は、これらの製品のチェックも忘れないようにしていただきたい。

ちなみに、PCゲームが人気の海外ではさらにGPU性能の高い製品も用意されている。

Qosmio G50製品情報
Qosmio F50製品情報
dynabook Qosmio製品情報
Webオリジナルモデル製品情報

サポート、アプリケーション強化など

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