イーモバイルやウイルコムなど、各通信キャリアからパソコン向けのデータ通信サービスが提供されているが、これを使うために必要なのがUSBやPCカードなどの通信モジュール。
一部のノートパソコンではデータ通信モジュールが内蔵されたモデルもあるが、USBやPCカードの外付けモジュールを取り付けて使用している方の方が多いだろう。
それらのモジュールは、取り付け取り外しが手間になるからか、PCカードをノートパソコンに指しっぱなしで持ち歩く方も少なくないようだ。
しかし、ノートパソコンにPCカードやUSBの周辺機器などを挿しっぱなしで持ち歩くことは、ノートパソコンの故障の原因になりうる。
データ通信カードは使い終わったら取り外す
PCカードや各種周辺機器のコネクタは、パソコンのマザーボードなどに取り付けられている。
ここに、周辺機器を取り付けて使用しているだけなら故障の原因にはならないが、ノートパソコンから各機器がはみ出た状態で、鞄の中に入れて持ち歩く場合、鞄の中で、周辺機器に力が加わる。その力がマザーボードにも加わってしまい、マザーボードが何らかの故障の原因となる場合がある。
ということで、PCカードなどの通信カードは本体からはみ出てしまうため、これを本体に挿したまま鞄の中に入れて持ち歩くと、知らず知らずのうちに、マザーボードに応力が加わり、故障の原因となってしまう可能性がある。
ノートパソコンを持ち歩く場合、データ通信カードは取り外した方が無難だ。