DELL の個人向け製品は、リーズナブルな価格のInspironシリーズ、ゲーマーや性能を重視する方向けのXPSシリーズの2ブランドで展開していたが、今回新しいブランドが追加された。Studioシリーズという、InspironとXPSの中間に位置づけられる新しいブランドとなる。
今後はこのStudioを合わせて、個人向け製品は3ブランドで展開される。
従来ブランドの中間的位置づけだが、機能もXPS以下、Inspiron以上となっており、Inspironが家庭向けなら、Studioのターゲットユーザーは自分用のパソコンが欲しい個人ユーザーとなる。
最新モデルということもあり、XPSシリーズより最新のプラットフォームも採用し、AMDのTurion X2 UltraやATI Hyblid CrossFireXに対応した製品も用意され、一時的ではあろうが、ベンチマークはStudioの方が高いと言うこともあり得る。
Studioの製品ラインナップ
DELL Studio
このブランドは大きく分けると、15.4ワイドと17型ワイドの2タイプと、インテルとAMDに分けられるが、AMDを選べるのは15.4型液晶採用モデルのみ。
液晶解像度は、液晶サイズ共通でWXGA(1280x800)、WXGA+(1440x900)、WUXGA(1920x1200)の3種類から選択可能。HDDは120GBから320GBまで、17型液晶モデルは320GBを2台のせた640GBモデルも選択可能。 無線機能はIEEE802.11n(ドラフト)、Bluetoothを選択可能で、有線LANもギガビットイーサーネット対応。 GPUはチップセット内蔵以外では、15.4型液晶モデルではATI Mobility RADEON 3450、17型液晶モデルでは同3650が選択可能。光学ドライブはBlu-rayも選択可能。
こうしてみると、Inspironより高性能だが、XPS程は不要というユーザー向けにちょうどいい仕様となっている。 デザイン面では、Inspironと似たようなカラーバリエーションだが、基本的な筐体のカラーは、HPに似たインプリントデザインが使われている。