FeliCaは、今回紹介したような新しい利用方法などの進展が期待されるが、問題は海外での展開だ。
香港のオクトパスが海外での代表例だが、これ以外にもさまざまな分野で活用され始めているものの、国内の携帯電話のような普及数になるのはかなり時間がかかりそうだ。
パソコンも国内企業には搭載されているが、海外メーカーがいつ採用される気になるところ。
モバイルSuicaのヘビーユーザーである筆者自身FeliCaはかなり便利に使っており、FeliCaであるかどうかはともかく非接触型ICカードは、どの国や地域でも便利に利用できるだろう。
FeliCaがある程度普及した日本では同じFeliCaでも、企業グループ毎に相互利用不可能な電子マネーサービスが開始されているが、共通した方式で、利用者の利便性を損なわない応用サービスが全世界で広く展開されることを期待したい。
今回取材に協力していただいた、FeliCaの国内でのさらなる普及はもちろん、海外展開の意気込みも語るソニー(株)FeliCa事業部 担当部長の竹澤氏
Sony Japan FeliCa
IC CARD WORLD
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[上倉 賢]