Lenovo試験室
環境試験室
過酷な環境で動作試験されるThinkPad |
複数台のPCを、低温から高温までの環境でPC動作を確認するための試験室。見学時は0℃の環境でThinkPadの動作試験をしていた。
音響試験室
無響室(左)と残響室(右) |
無響室と残響室があり、無響室では製品自体からノイズがどのくらい発生しているか、サウンドプレッシャーの測定が可能。残響室では騒音の総量、サウンドパワーを測定可能。
それぞれ、外音の影響が無いように隔離し、さらに温度なども音に影響されるため室温なども管理されている。
電波暗室
見学した中で最もスペースを利用していたと思われる部屋。アンテナの高さ、測定物の角度などを自動で変更可能。 |
騒音などは、耐久性などはやってもやらなくても法的には問題ないが、EMI対策など電波関連は各国の法令で決められており必ず実施しなければならない試験。
この試験室は一軒家がすっぽり入っても余裕のありそうな巨大な部屋だ。
耐久試験室
ヒンジ開閉試験と、応力をかける試験。筐体がゆがむほどの応力をかける。 |
ヒンジの開閉を連続して行い、ヒンジのへたり、LCDモニタのケーブルなどの耐久性を確認できる。
また、液晶パネルなどに連続もしくは継続的にかける試験も行われる。
振動・衝撃試験室
落下や、持ち運び時などの振動、通常の用途で、HDDのアクティブプロテクションが動作しない範囲の衝撃などさまざまな
状況を想定した衝撃や振動をする部屋。
規模の大きな機械から、手作りのような試験機まで、さまざまな環境を想定した試験機が並んでいた。ノウハウの流出を防ぐためかここだけは撮影不可。