東芝PC集中修理センタ
万が一故障した場合は、修理ということになるが、修理の手配は電話、インターネット、FAXなどさまざまな方法で可能。電話の場合9:00~22:00までだが、インターネットなら24時間可能だ。もちろん販売店経由でも出来るが、東芝に直接手配したほうが販売店を経由しない分、早く修理が完了する。
保証外の場合の修理金額も修理料金規定・概算修理金額(PDF形式)である程度わかるようになっている。迅速な修理を希望したいなら、この料金表などを参考に見積もり不要か上限金額を指定するのがよい。
東芝に直接依頼する場合、ピックアップにかかわる費用は、保証期間の有る無しに問わず無料。ただし、保証外で見積後に修理をやめる場合、診断料の4,200円が必要となる。
修理はそれぞれの作業ごとに段階分けされており、作業状況はインターネットやメールでの配信で提供されている。修理に出したらそれ以降どうなったかわからないということも多いが、電話やパソコンでのインターネットではもちろん、携帯電話でも状況が手に取るようにわかるようになっている。
修理は、人間のやることで間違いが発生する可能性があるが、東芝の場合、診断、修理作業、最終検査とそれぞれ違う担当者が行い、的確な修理が出来るのはもちろん、作業上の間違いもそれぞれの立場でチェックできる体制になっている。
修理に関する情報には名前や住所などの個人情報が含まれるが、部屋に入る場合のIDカードはもちろん、各作業時には指紋認証により担当者のチェックがされるので、どの作業を誰がやったのかも記録され、セキュリティにも配慮されている。
修理自体は引取りから返却まで平均で6.5日程度かかっているが、この中には現象確認や見積の回答待ちなど待ち時間も含まれており、それらのロスがなければもっと早く終わるのと事だ。
東芝へ直接修理依頼した場合、故障箇所の確認や見積の連絡は、東芝の修理担当者から依頼者へ直接連絡が行くので、修理の作業なども早く終わるが、販売店経由の場合は見積の連絡などすべて販売店を通す必要があり、これも修理完了までの時間が長くなる原因のひとつということだ。1日でも早く修理を終わらせたい場合は、東芝に直接連絡するのが無難だろう。
また、2006年3月からは、対面サポートを残している東芝ならではの1日修理サービスを開始している。こちらの詳細は「東芝対面・海外サポート記事へのリンク」で
http://dynabook.com/assistpc/repaircenter/
http://pcrepair.jp/
dynabook修理風景
まとめ
東芝は、よくあるご質問(FAQ)やBIOSや各種ドライバの更新情報はもちろん、電話サポートなども時代に即したサービスを随時打ち出している。今回の記事で、サポートメニューの充実がわかっていただけたと思う。
しかしながら、製品自体もそうだが、どちらかといえば、一般ユーザには良い製品・サポートメニューが多い反面、オンライン販売でのBTOなど、徹底活用しようと考えている方には拡張の望まれるサービスも多い。
今後も他社に負けないようなサービスにすべく柔軟に拡張する予定との事なので、一般ユーザはもちろん20年来の東芝ユーザも喜ぶような他社に負けない製品・サービスの拡充に期待したい。