UMPC 次の展開は?
UMPCをただ単に小さいパソコンとして出されても、おもしろくはないが、マイクロソフトの発表では電脳陰山メソッドとして学習コンテンツが提供され、教育市場にアピールすることが公表されたが、Yahooとも協力し、インターネットコンテンツがUMPCで楽しめるようになるという。
モビリティの次のステップ UMPC
コンテンツ業界とも協力
さまざまなメーカーがUMPCをリリースすれば、この市場もおもしろくなっていくだろう。しかし、現行のSmartCaddie程度の液晶サイズは映像コンテンツを見るのに画面も小さすぎなく、全体のサイズも大きすぎないため、車文化の米国などでは受け入れられそうだが、電車移動が主の日本ではサイズ的には大きすぎるかもしれない。
また、現行のバッテリー駆動時間も決して長くはない。特に1kg強で10時間程度のバッテリー駆動時間を実現したノートパソコンが多いため、現在の製品をノートパソコンのリプレースとして導入するのはまだまだ早いだろう。
2008年程度の製品ではバッテリー駆動8時間程度を目標に、各種デバイスの開発などが進行中とのことで、日本で本格的にUMPCが普及するまではあと2年ほど待たなければならない。
そのころになれば Windows Vista が普及しているが、Vista に耐えられるビデオチップも必要となり、開発は容易ではないが。インテルなどのハードベンダーももちろんそれらもふまえた上で 2008年に8時間駆動の製品を目指しているが、それまで待てない方は、すぐに買える SmartCaddie などで、次世代コンピューティング環境を先取りするのがいいだろう。
リンク
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