今すぐ買える UMPC SmartCaddie
SmartCaddie はすぐに購入できるUMPCだ。4月14日出荷開始。
主にオンライン販売が主体だが、今後は各種店舗でも実機を展示して販売するということなので、実際に使い心地を確かめたい方は、同社のサイトでの販売状況に注目していただきたい。
SmartCaddieの使い勝手はどうなのか?
UMPC初の製品として登場したが、製品としては無難な仕上がりであろう。左右に各種ボタンが割り当てられており、無線LANが使える環境ならWebブラウズも問題なく可能だし、ソフトウエアもタッチパックや数字パズル(数独)などのゲームもタッチパネルを考えた操作性を実現しており、現時点では不満点は少ないと思われる。
ノートパソコン風に使う事も可能で、USB や Bluetooth でキーボードを接続すればそのままタブレットPC風になり、UMPCとノートパソコン、さらにタブレットPCやPDAとの違いがよくわからなくなるが、そのあたりを柔軟に対応できるのがUMPCの特徴なのかもしれない。
発表会場での設定では画面右下のインジケーターからしか呼び出せなかったが、両手で持ったまま入力できるソフトキーボードのダイヤルキー。透明度なども変更可能。
個人差もあるだろうが、使い勝手はそれほどよくなかった。
これ以外にも通常のソフトキーボードや手書き入力などにも対応。
Windows XP がそのまま動作する
構成は通常のPCそのまま
左側
右側
左右にポインティングデバイスや各種ボタンが割り当てられており、立ったまま両手で持っても問題なく使える。自分の好みに合わせてカスタマイズすれば使い勝手もかなり向上するだろう。
内部には冷却用のファンもついているが、冬には暖かいが、夏場にどうなのかはその時期にならないとまだわからないが、発熱はそれなりにある。液晶画面の表示、パフォーマンス面でも音楽再生や動画、簡単なゲームには問題ないようだ。
唯一の弱点はバッテリー駆動時間だ。近い将来に登場する製品は、どれも似たようなバッテリー駆動時間なので仕方のないところはあるが、せめて倍程度になるような大容量バッテリなどのオプションがあれば、ノートパソコン代わりにもなりそうだが、現時点ではオプションバッテリで対応するしかなさそうだ。
バッテリー駆動時間に目をつぶれば、10万円程度で買える次世代PCとしての SmartCaddie はなかなかおもしろい製品に違いはない。