メールなどを出先でも送受信する
メールを社内でしか送受信出来ないよりも、外出先でも送受信出来るようになれば、顧客への対応も早くなりますし、社内の連絡も早くなるでしょう。
社内のメールシステムがそういった環境に対応していることが第一条件ですが、これに必要なのは、無線LAN機能やPHSや携帯電話を使用した、無線通信技術です。
最近のパソコンには無線LAN機能が搭載されているため、事務所内などでは普通にワイヤレスで通信することが可能だと思いますが、無線LANのアクセスポイントがない外出先などでは使えません。
外出先で確実に無線通信したい場合、現時点で無難なのはウィルコムの AIR EDGE など、PHSや携帯電話を使った物です。
必要な機能
社内のメールシステムが、対応していること
無線LAN機能とアクセスポイント
AIR EDGEを使う場合はPCカードスロットやUSBポート
重たい紙の営業資料を全てパソコンの中に入れる
紙の資料が大量にある会社では大変ですが、紙の資料をデジタル化すれば、重たい紙の資料を持ち歩く必要はなくなり、いつでもパソコンから資料を読むことが出来ます。
必要な機能
より大きく高精細な画面
より大きなHDD
参考リンク
書類をデジタル化して持ち運ぼう (1)
書類をデジタル化して持ち運ぼう (2)
データを光学メディアに記録して顧客に提供
記録可能な光学ドライブを搭載しているB5ノートの場合、データを光学メディアに記録してその場でデータを渡すというようなことも可能です。
用途やその人の好みにもよりますが、最近は重くて嵩張る紙の資料よりも、デジタルデータの方が喜ばれるのではないでしょうか?
紙の資料が好きな方の場合、最近は比較的軽量なプリンタも販売されていますので、車で移動している方は、その場でプリントという事も可能かと思われます。
必要な機能
記録可能光学ドライブ(内蔵していなくても可)
移動中、出先でも移動事務所として活用する
ノートパソコンを持ち運ぶ最大の利点はこれでしょう。
電車などでの移動中にも、企画書や報告書が作成出来れば、時間を有効に使うことが出来ます。
新幹線などの場合は座って使う場合もテーブルがあるので非常にやりやすいかと思います。
例えば東京-新大阪の新幹線での往復なら6時間。出先でのプレゼンに使うならプラス2~3時間程度バッテリで動作出来れば、当面の作業は可能でしょう。
注意しなければならないのは、スペック上は5時間駆動と書かれていても使用方法やバッテリの劣化具合により、それが、3時間になってしまってもおかしく無いという事です。5時間バッテリで使用したいのなら、安全を見て10時間程度のバッテリ駆動時間は必要なのではいかと思います。バッテリが無くなってしまったら、ただの重い箱になりますので。
必要な機能
バッテリ駆動時間(必要なら予備バッテリ)
出先で充電出来るように(ACアダプタが必要な場合も)
プレゼンでの使用なら外部CRT出力端子など
余暇時間の活用
会社によって運用方法が異なるとは思いますが、Windowsに標準のトランプゲームで遊べますし、市販のゲームをインストールすれば、それで遊ぶことも可能です。
また、音楽CDのデータをパソコンに入れておけば、iPod等を所有していなくても、出先で好きな音楽を聴けますし、DVDビデオの鑑賞はもちろん、DVDレコーダーなどで録画したビデオを楽しむことも可能です。
もっと特殊な使い方としてはロケーションフリーTVを使えば、自宅と同じテレビ番組を楽しむことも可能です。
必要な機能
HDD容量
光学ドライブ
最新ゲームを楽しむなら3D表示機能
バッテリ駆動時間も長く、光学ドライブ搭載のSONY VAIO type T
終わりに
今回紹介した例は基本的な物で、既に実現しており、もっと高度な利用方法がある方もいるでしょう。
今回の記事で、これからパソコンを活用し、仕事どうやって効率化しようかと思っている方へ、少しでもヒントになればと思います。