画面関係は見た目でもよくわかる変化ですが、ハイビジョン対応のコンテンツを自分で編集するために必要なのが、全体の機能向上です。
インテルやAMDがデュアルコアや64bit化などを2006年から順次投入するようなので、編集なども考えている方は、これらの最新機能の投入状況をチェックする必要があります。
HDDの大容量化は、ここ数年と同じようにゆっくりと進むと思われます。一般的に使われているノートパソコンでの最大容量は120GBですが、年末になると160GB程度まで拡大すると思われます。
HDDの場合は、容量拡大よりも、転送速度やインターフェースの変更が目立つでしょう。
バッテリ駆動時間の向上はこれからも続くと思われますが、単に長くなればいいと言う物でもなく、ある程度のバッテリ駆動時間でなるべく軽い方がよいという場合もあるでしょう。
松下のLet'snote T シリーズと、NECのLaVie Jシリーズの重量とバッテリ駆動時間のバランスからもそれは伺えます。
光学ドライブは次世代DVDの規格が統一されるまでは、2層対応のDVDスーパーマルチドライブがこれからも事実上主流と思われます。
次世代DVDの規格統一が遅れると、現在各社が開発中のホログラムメモリなどが、次世代DVDに取って代わってしまうことも考えられます。
2006年の製品からはA4ノートでも無線LAN機能内蔵は、ほぼ標準となるようです。
無線LAN規格自体は、IEEE802.11nやWiMAXなど次世代規格も話題ですが、今すぐに使える Livedoor ワイヤレスに注目した方がよいでしょう。2年後に高速無線LANが使えるよりも、今使える物の方が当たり前ながら有効活用出来ます。
Appleのインテルプロセッサ搭載ノートパソコンは、公式発表では今年中旬から市場投入と言うことになっていますが、1月初旬にサンフランシスコで行われる Mac World Expo で公開されるのではという報道もあるようです。
この件に関して、関係者は口を噤んでいますが、その沈黙が逆に怪しいと感じてる方も多いでしょう。1月第二週には様々人の予想が当たっているのか外れたのかがわかりますので、しばらく待ちましょう。
セキュリティ機能は、各社様々な工夫を凝らしますが、そもそも違法なコピー目的でファイル交換ソフトを使っているようなパソコンで、業務資料を管理しているようでは話になりません。2006年こそ、機能の向上よりも、各ユーザーへのセキュリティ啓蒙教育を先行するべきでしょう。
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