2006年のノートパソコンはどうなる?
2006年は年末の Windows Vista 登場やデジタル放送、次世代DVD対応に向けて、特に画像表示周りの高性能化が進むでしょう。
3Dゲームに使われるような技術が Windows Vista で採用されるため、現状では最新の3Dゲームが動くような機種でしか、Windows Vista の最新機能が使えない可能性があります。
もちろん、低価格な機種でも Windows Vista が使えるように、今までと同じような画面表示も可能になりますが、最新機能を使ってみたい方は、高性能機種を選ぶのが必須となります。
ワイド画面が標準となるデジタル放送対応機種は、2006年中に主要メーカーから登場すると思われますが、これからのワイド画面用ハイビジョンコンテンツを楽しむためには、ワイド液晶搭載機種が欠かせません。
東芝は2005年末に発表した最新機種で、A4ノートを中心にワイド液晶へ移行する事を公表しています。ハイビジョンコンテンツは、TVチューナー内蔵パソコン以外でも、様々なオンラインサービスでも楽しめるようになるため、他メーカーでも液晶画面のワイドに追従するのは確実でしょう。
2006年後半になると、10万円を下回るような低価格機種や、一部のB5ノートでしか4:3の液晶パネルは採用されなくなるかも知れません。
液晶サイズも17型が現状では最大ですが、19型の液晶パネルを用意しているメーカーもあるようなので、パソコンメーカーが採用すれば、いつでも登場という状況のようです。
液晶サイズが大きくなりすぎると、ノートパソコンの形式にこだわる必要が無くなりますが、どこまで大きくなっていくのかを見るのも楽しみです。
19型ノートパソコン用液晶パネルの実物