各種ワイヤレス技術に対応
日本では使用出来ないが、日本以外のほとんどの国で使用出来る GSM携帯電話のデータ通信規格 GPRS に対応している。GSM で音声通話が出来るわけではなく、NTT DoCoMo で使われている FOMAカード と同じ方式の SIM カードを直接差し、インターネットなどのデータ通信がこの機種単体だけで出来るのだ。
また、無線LANにも対応しているので、ホットスポットなどを使うことはもちろん出来るし、ヨーロッパでは、かなり普及している Bluetoothにも対応と、無線LAN、携帯電話、Bluetoothの3種類に対応した初めてのノートパソコンでもある。
日本では、例えば W-SIM に対応すると面白いだろうが、日本版でも欧州版と同じく SIMカード対応なら、FOMAのカードを利用して世界中で携帯電話のネットワークを利用したインターネットを利用出来る。世界中を飛び回る方には便利に使えるだろう。
画面を180度回転させてタブレットPCのように使用出来る。
WPX EXPO ではイタリアンデザインを強調
タッチパネルに文字入力するためのスタイラスは本体裏にしまえる。
主なスペック
A33iシリーズ Transmeta Crusoe TM5800 1GHz
V3xiシリーズ 超低電圧版 Pentium M 1.1GHz
V2xシリーズ 超低電圧版 Celeron M 600MHz(900MHzではない)
8.9型ワイド(16:9)液晶パネル
光学ドライブなし
寸法:235×155×31mm
重量:1230g
この機種は買いなのか?
単純に、小型で軽量・長時間駆動を求めている人は、SONYのVAIO や 松下の Letsnote 等を選ぶのが無難だろう。しかし、All About
のユーザー層でもある、こだわりの商品を探している人には、コンセプトが合致していると感じる。
この機種が、ノートパソコンガイドとしてお薦め出来る物なのか、そうではないかは、国内販売モデルの詳細がわからない現在まだ何とも言えない。ロード・オブ・リングに出演したイライジャ・ウッド氏のような方も個人的に愛用しているということなので、All
About でこだわり商品を探している方には、なかなか良い商品になる可能性もある。
詳しいことは、詳細がわかる年末から来年に書けてお届け出来るように、今後もダイアローグ社の動向は注目していく方向である。