PCカードスロットはシャッター方式だが、メモリーカードのスロットはダミースロット方式。
ダミーカード方式の場合、外したままにして問題になった記憶がないので、PCカードやメモリーカードを使う場合、外しておいた方が使い勝手がよいだろう。
音量のボリュームは回転するタイプではなく、携帯電話などのジョグダイアルに使われるようなレバー・プッシュ操作タイプだ。うっかりさわってしまい、知らない間に最大音量になっていたということが無いだろう。他の可変ボリュームを採用している機種でも、このタイプを採用して欲しい物だ。
AirTV モデルの場合は TV 機能も含めインターネット接続設定が簡単に出来る設定ツールで簡単に無線で利用することが可能だ。AirTVが無いモデルでも、インターネットの設定はNEC独自のソフトウェアが設定するので、Windowsの操作に不慣れな方でも簡単に出来るだろう。
スタンドの設置面積は、ノートパソコンをそのまま机に置いた場合より若干多く
300mm×230mm程度だ。TVやDVDビデオ鑑賞をする場合は、スピーカー内蔵のミージックスタンドに設置した方が音質面で良いだろう。
ミージックスタンドに設置した状態ではキーボード操作がやりにくいため、マウスや全モデルに付属するリモコンで操作するのがよい。
AirTV モデルには Bluetooth 2.0 に対応して Bluetoothマウスが標準で付属している。筆者所有の周辺機器で試したところ、DELL
Aixm 用 Bluetoothキーボード XTBT01 は、キーボードとして認識し、使用できた。他にも様々な Bluetooth 製品が使えると思う。
ミージックスタンドに設置した状態で使用することが多い場合は Bluetooth の外付けキーボードを利用するのも良さそうだ。
こんな人にお薦め
B5ノートということで、持って歩く用途にも良いが、他機種と比べてその厚みと重量が気になる。
しかし、特にカスタマイズモデルでは他機種より余裕を持ったHDD容量とメモリ容量
が選べるので、このあたりにこだわりながらも、家庭内での移動が主で、テレビなども無線で楽しみたいという方には問題のないサイズと重さであろう。
AirTVモデル以外でも、音楽CDやDVDビデオの鑑賞でスピーカー内蔵のスタンドは少しでも良い音で聞きたい方には良さそうだ。
バッテリだけでカタログ値では5時間以上、筆者がパフォーマンスを気にせずに使ったところでは3時間は駆動するので、スタンドとパソコンを普通に置くの2カ所を用意できる方は、普段はスタンドにACアダプタを繋ぎ充電する。一日数時間パソコンとして使う場合は、スタンドから降ろし電源も含め無線で使用するというのが、最もスマートな使い方だろう。
価格発売日
LaVie A PC-LA790DD (AirTVモデル、Bluetoothあり) 25万円程度
9月中旬出荷予定
LaVie A PC-LA700DD (Bluetoothなし) 21万円程度
9月中旬出荷予定