久しぶりに発表になった NEC の B5ノート J シリーズだが、従来同様 LaVie G タイプJ として、店頭販売ではなく通販専用モデルで引き続き販売される。
B5ノートは軽量タイプで1スピンドル(光学ドライブ非搭載)か、若干重量は増すが2スピンドル(光学ドライブ搭載)のどちらかの流れになっている。
今回紹介する J は従来機種と同様の光学ドライブ非搭載1スピンドルタイプだ。
LaVie G タイプJ
HDDは搭載しているが、光学ドライブを搭載していないノートパソコンは「1スピンドル」になる。1スピンドル機種は、軽量タイプのB5ノートを中心として、この
LaVie G タイプJ 以外では IBM の ThinkPad X40 や Let's note T2 などがある。
本体の小型軽量化のため1.8型の HDDを使用している機種が多いが、この LaVie G タイプJ は2.5型を使用しており他機種に比べ倍の容量の 80GB を選ぶ事もできる。
最近は光学ドライブ搭載の2スピンドル機種でも 1.5kg 前後の物もあり、1kg強の1スピンドル機種はどちらといえば中途半端な存在だ。出先で光学ドライブを使わない場合は、より軽量な1スピンドル機種がおすすめだ。
光学ドライブは内蔵されていないが、必要なときはUSB接続などで簡単に取り付けは可能。だが光学ドライブは電力消費が多く、ACアダプタが必要なことが多い。そんなこともあり、各パソコンメーカーは独自に電源用のコネクタをノートパソコンに装備している。NECにもACアダプタを必要としない光学ドライブをオプションで用意している。
しかしメーカーによりこのコネクタの規格は異なりユーザにとっては非常に使い勝手が悪い。どうせなら規格化してもらいたいものだ。
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このクラスの製品は本体サイズの関係で、全体的にキーボードが小さい。特に右側のキーを無理に小さくしていることが多いが、この機種に関しては主要キーのサイズを統一している。配列に関して問題はないだろう。
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バッテリ駆動時間は、実際に省電力ではない設定で試用したところ3時間程度使用できた。設定や使い方にもよるだろうが、標準バッテリでこの程度なら困ることもないだろう。もし長時間使用するのなら、本体下部に取り付けられるオプションのセカンドバッテリを別途用意しよう。
各種インターフェイスはデザイン変更で全く違う機種のように変わっている。カードスロットの構成は従来と同じく、PCカードスロットにコンパクトフラッシュだが、全て左側に集中している。ネットワーク関係やCRTの端子も位置が移動している。