
物価が上昇し続ける今、食費のやりくりは大きな悩みの1つでしょう。家族の好みをカバーしながら栄養とボリュームも考え、予算内に収めるのはとても大変なことです。家族に理解してもらえないとしたら、節約していることがばかばかしく思えてくるかもしれません。
今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、家族の無理解に悩む、三重県在住・40歳女性の本音を紹介します。
回答者プロフィール
ペンネーム:ひめ
年齢・性別:40歳・女性
同居家族構成:本人、夫(53歳)、子ども3人(6歳、9歳、11歳)
居住地:三重県
住居形態:持ち家(戸建て)
職業:専業主婦
世帯年収:700万円
貯蓄額:800万円
自分の食べたいお菓子やスイーツはポイントで購入
ひめさんが本当はやめたいと思っているのは「食費」の節約です。
「5人家族で家計がギリギリのラインで買い物は週1回、自分の食べたいお菓子やスイーツ、飲み物はポイ活によるポイントで購入しています。必要最低限の買い物に抑えて節約しながらも、育ち盛りの子どもたちのためにボリュームのある食事を作らなければいけないのは、正直きついです」
ひめさんが食費を節約し始めたのは2015年1月頃。きっかけは、第一子の妊娠でした。
「結婚して第一子を授かって、今後もまだ子どもを授かることも考えられ、養育費も多くかかると思いました。『今までのような、夫婦2人のためだけにお金を使う生活を見直そう』となり、節約を本格的に考え、計画して実行することにしました」
それからひめさんは家計簿をつけて毎月何にいくら使っているかを明確にし、費用ごとに予算を決め、給料から配分した範囲でやりくりする仕組みを作りました。
その結果、今では毎月5万円ほどは貯蓄に回せていると言います。
「みじめな気持ちになってテンションが下がります」
こうして毎月着実に貯蓄できている裏側には、ひめさんの食費を抑えるための並々ならぬ努力があります。お得な鶏むね肉や豚肉、ミンチなどをまとめ買いし、冷凍保存してやりくりしています。
「予算内で献立を考えながら、メイン料理は家族の好きなものを作ります。栄養のある食材でかさまししつつ、満足のできる食卓にしようと頑張っています」
しかし、そうした工夫に対する家族の反応に複雑な思いを抱いています。
「夫や子どもたちに味付けについて指摘されたり、『足りないから追加でおかずを食べたい』『何か簡単に作れないか』と言われることが本当にストレスです。家族のために努力しているのに、全く分かってもらっていないと感じてしまってイライラします」
一番みじめさを感じるのは、こうしたひめさんの努力に対して心ない文句を言われる時です。
「味が辛い、薄い、市販の素はおいしくないからやめてほしいなど、料理に対する文句や指摘をされるのが一番しんどいです。『同じことがあなたにできますか? 家族のために毎日考えている私の気持ちが分かりますか?』と実際には口にしないものの、みじめな気持ちになってテンションが下がります」
日々の苦労に加えて、夫の無理解も大きな不満の種になっています。
「食費が厳しくても、夫が『今の範囲でできる』と言い張ります。しかも、夫には節約をする姿勢が全然見えず、自分だけが苦労して節約をしている気がして不満を感じます」
「節約はずっと続くと思います」
それでもこの節約生活は、子どもの成長に合わせて少しずつ形を変えていくものの、続けていくようです。
「子どもが成人して就職してからは、多少緩くはなると思いますが、節約はずっと続くと思います」
最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり食費の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。
「思い切り、自分の買いたい食材を購入して豪華な食卓にしたり、時には総菜を取り入れて手抜きをしたりしたいです。自分の食べたいスイーツや飲み物を買って自分の時間を過ごしたいです」
<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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