どんな用途であれパソコンのキーボードは非常に重要なインプットデバイスだ。サイズやタッチ感など各社工夫を凝らしているが、キーボード選びはカタログスペックではわからないところが多い。
どんなキーボードがよいキーボードで悪いキーボードなのだろうか。今回はキーボード選びの注意点について解説しよう。
キーボード選びの注意点
キーボードを選ぶ際、配列、サイズ、タッチ感が重要となる。
A4ノートの場合、一般的な大きさなのでサイズ的に問題になるケースはないだろう。キー自体のサイズはB5ノートの場合、いくつかのキーがサイズの関係で小さくなっている事が多い。右側のEnterキー近くのキーのサイズに注目しよう。結構利用頻度の高いキーが多い。
日本で売られているほとんどのパソコンの配列は基本的にどれも同じだ。機種毎に違うのはキーボード下列の「Windows」や「Ctrl」「Alt」キーの位置や数だ。個人的には「Ctrl」「Alt」は両側に各2個ずつついていて欲しいが、B5ノートの場合片方にしか無い場合が多い。
スペースキーを押すときは右か左手の親指を上から押すのではなく指の横でたたくように押すことが多いと思うが、スペースキーとポインティングデバイスの間を考えてデザインしていないと指が干渉してしまう。好みにもよるだろうが、この部分は凹んだデザインの方が使い勝手がよい。
キー自体のタッチ感は各社様々な努力している。キーボードそのもののタッチ感は好みの問題もあり実際に使ってみるのが一番よいが、どの製品も問題になる場合は少ないだろう。
キーボードのタッチ感よりも、キータッチしたときのキーボード全体のたわみにの方が重要だ。特に「G」「H」あたりのキーをタッチしたときにキーボード全体がたわむかどうかに注目しよう。
気にならない方もいるかもしれないが、長時間キーボードを使用する方にはこの全体のたわみが使用感に影響してくる。
その他には、ノートパソコンの厚み、パームレスト部分のサイズや形状もキーボードの使い勝手に影響する。厚みは薄い方が、パームレストは手のひら全体がパームレストにおけるサイズで、余計な物が無いシンプルなデザインが好ましいと思われる。
キーボードチェックシート
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