
結婚を機に、将来のための貯蓄を意識し始める人は多いはずです。特に、それまで無頓着だったお金の使い方を見直すとなると、どうしても我慢が必要になる場面も出てくるでしょう。
今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、大阪府に住む27歳女性の実情と本音を紹介します。
回答者プロフィール
ペンネーム:bono.hono
年齢・性別:27歳・女性
同居家族構成:本人、夫(29歳)
居住地:大阪府
住居形態:賃貸
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:500万円
貯蓄額:40万円
同棲を機に節約をスタート
bono.honoさんが本当はやめたいと思っているのは「美容院代」の節約です。始めたのは2022年11月頃、現在の夫との同棲がきっかけでした。
「当時は社会人2年目でしたが、全く貯金をする頭がなく、給料が入ればある分を使うという生活をしていました。しかし、同棲をすることになり、『貯金がないのはマズイな』と思い、結婚資金を貯めるために節約を意識するようになりました」
そこで最もお金のかかる美容費にメスを入れ、美容院の頻度と場所を根本から見直すことにしたと語ります。
「美容院に行く回数は年に1回が最大です。実家が田舎で、都会より美容院代が安いので、小学生の頃からお世話になっているところにずっと頼んでいます」
この工夫により、月に1万円ほどを浮かせているとのこと。結婚資金を貯めるために始まったこの厳しい節約ルールは、晴れて夫婦となった現在も継続されています。
周囲の変化にみじめさを感じる
しかし、長期間にわたって美容院を我慢する生活は、決して楽なものではありません。「年に1回」という頻度に加え、施術内容も絞っているため、髪の状態にも影響が出ているといいます。
「髪の毛を染められなくなったことや、年に1回の美容院もカットだけで、トリートメントをしていないので、髪の毛の質があまりよくない気がします」
ケアが行き届かないことで、周囲の女性たちと自分を比べてしまう瞬間が増えたと打ち明けてくれました。
「街中を歩いている人や、お店の人、友達の髪の毛を見て、『キレイでうらやましいな』『定期的に美容院に行ってケアしているんだろうな』と思ってしまいます。職場の人が『髪色変えた』とうれしそうに報告してくるときも、それができない自分が大変みじめに感じます。年に1回しか切らないので、切ってからだいぶたつと、普段から毛先のパサつきや枝毛が気になってきます」
それでもやめられない理由
しかし、周囲をうらやましく思い、時にはみじめな感情を抱えながらも、美容院代の節約をやめるつもりはないといいます。
「髪の毛がキレイだとテンションが上がるので、本当は2カ月に1回くらい行きたいけれど、年に1回だけにしたとき、ほかの節約法と比較すると、手元に残るお金が一番大きいし、必ず年に何回も必要というものでもないので、美容院代の節約はやめられません」
葛藤を抱えながらも目標に向けて、bono.honoさんはこう続けます。
「目標額が貯まるまでは続けます。貯まってきたら、半年に1回は美容院に行きたいです」
最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり美容費の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。
「美容院に行って、カット、カラー、トリートメント、パーマ、全部したいです。我慢していたことを全部して、おしゃれしたいです。大変楽しく感じると思います」
<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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