
物価高が続く中、家計を見直さざるを得なくなった人は多いはずです。そこに一人暮らしを始めるなど、ライフスタイルの変化が重なると、その負担はより大きくなります。
今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、愛知県に住む25歳男性の実情と本音を紹介します。
回答者プロフィール
ペンネーム:takahashi
年齢・性別:25歳・男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:愛知県
住居形態:賃貸
雇用形態:正社員
年収:400万円
貯蓄額:100万円
実家を出たことが節約のきっかけ
takahashiさんが本当はやめたいと思っているのは「食費」の節約です。
「朝昼は自炊するのが面倒で、時間がないこともあり、コンビニで調達しているため、その分の食費がかさみます。夜も外食にするとお金がかかってしまうので、半月に一度買い物に行き、4000円ほどで晩ご飯の約14日分の食材を購入し、自炊しています」
takahashiさんが食費を節約し始めたのは2022年9月頃。きっかけは何だったのでしょうか。
「仕事を始めてしばらくたった頃、思い切って会社の近くに住もうと実家を出たことです。物価高ということもあり、そこから全ての物事にお金がかかり、預金残高を見て得も言われぬ不安に襲われました。炊飯器などの家電は買っていたので、せっかくなので夜だけでも自炊するかと思った次第です」
趣味を削ると生活の質が下がってしまう一方、自炊は面倒でも習慣にすれば役に立つと考え、この方法を選んだと言います。
「結局実家のほうがよかったのかも」
しかし夜だけの自炊とはいえ、日々の負担は小さくないと明かします。
「家に帰ってきてご飯を炊き、なんとなくレシピを決めるのが大変です。外食が楽過ぎるので、家に帰ってきてから『外食してもいいかなあ』という誘惑に耐えています」
日々の自炊に負担を感じる中で、さらにtakahashiさんを落ち込ませたのが、実家暮らしの友人との会話でした。
「実家暮らしの友達の食事事情を聞いたときに、何もしなくても飯が出てくるのはいいなと嫉妬しました。自分で一人暮らしをしようと家を出たのに『結局実家のほうがよかったのかも』と思ってしまいました」
「給料が上がるか、宝くじが当たるまで続けます」
「実家のほうがよかったかもしれない」と葛藤しつつも、自炊による節約をやめられない背景には、外食代の値上がりもあると言います。
「昨今の物価上昇に伴い、スーパーでの買い物による出費がかさんでいます。しかも、それ以上に外食の値段の上昇が止まらないため、仮に1食1000円としても毎日外食すると年間で数十万円かかる計算になってしまいます。時々自炊はさぼりますが、それでも自炊の比重を増やせば安くつきます」
やめたいと思いつつも続けざるを得ないこの生活。takahashiさんは今後の節約生活について、どのように考えているのでしょうか。
「給料が上がるか、宝くじが当たるまで続けます。今後もやって損はないしなと折り合いをつけて頑張っていきます」
最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり食費の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。
「毎日デリバリーにします。手間が減って楽になると思います」
<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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