海外で使うノートパソコンを選ぶ場合、移動中の飛行機内で使う最適なノートパソコンとはどのような物だろうか?
● クラス毎の使い勝手
座席の間隔は航空会社や、クラス、機種などによってまちまちだが、エコノミークラスの座席間隔は非常に狭い。 14.1型クラスの液晶を搭載したA4ノートパソコンは前の席を倒されたりした場合、前の席と干渉して思うように使えない事が多い。12.1型程度のB5ノートなら席を倒されても狭いながらもそれなりに使うことが出来る。電源が使えることが多くテーブルなどの自由度も高いビジネスやファーストクラスが使える方はA4ノートパソコンで問題はないが、エコノミークラスを使わざるを得ない方は、B5ノートパソコンを選んだ方が無難だ。
● バッテリ駆動時間を考える
ほとんどのエコノミー席では電源を確保できない。飛行機で使用する場合バッテリ駆動になるので、機内で何時間使うかに合わせて、予備バッテリを持ち運ばないとならない。 機内で休む暇もなくノートパソコンを使い続けなければならない場合、飛行機に乗る前の空き時間にも使うだろうし、飛行機を降りてからも使うだろう。これらの時間も含めて使用時間を考えよう。
例えばフライト時間が12時間の場合、離陸、着陸の時間は使えないし、食事中も使えない。しかし、登場前後に使うことを考えると、飛行時間を使用時間と考えるのが丁度いいだろう。短時間のフライトだと食事がなかったりして、使用時間も変わってくるので、フライト毎に使用時間がどれくらいになるのか考える必要がある。
バッテリ駆動時間が4時間のノートパソコンとバッテリの組み合わせなら、予備バッテリを2本持ち運べば充分だろう。ちなみに、バッテリ駆動時間はカタログスペックではなく、実際に自分が使用する条件で測定する必要がある。
● まとめ
最近はエコノミー席でも個人毎の液晶画面が用意されていることが多いが、画面自体が小さい。日本では上映していないような映画を観られるのはメリットではあるが、自分のノートパソコンを使ってDVDビデオなどを楽しんだ方がファーストクラスなどのサービスよりも優れている場合がある。ノートパソコンをお持ちの方は、機内で楽しめるビデオなども用意して登場しよう。
ちなみに、海外ではノートパソコンのことをラップトップ(Laptop)などと呼ぶので注意しよう。
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