
毎日仕事に追われ、気力も集中力も残っていない……。そんなへとへとな毎日の中、人生を激変させるために必要なのは、たった「半畳」のスペースかもしれません。
環境整備コンサルタントの舛田光洋さんの著書『あなたの部屋は、あなた自身です。「人生」と「空間」の相関法則』では、筆者が提唱する「そうじ力」をもとに、人生を整えていくメソッドを解説。
今回は本書から一部を抜粋し、自宅に非日常の「例外領域」をつくることで人生にどんなメリットがあるかをお伝えします。
非日常の「例外領域」を自宅につくろう
そうじ力とは、単に部屋を掃除してキレイに保つことではありません。ここでは、そうじ力での奥義をお伝えしましょう。
それは、日常生活とはかけ離したイレギュラーな空間、つまり「例外領域」をつくること。なぜ、わざわざそのような空間をつくるかというと、未来の自分を積極的にクリエイティブするためです。
その空間は、たった半畳ほどのスペースがあればOK。誰にも邪魔されないあなただけの空間は、あなたの人生を変えるものとなるのです。
たとえば、こんな経験をしたことがありませんか? ちょっと遠くへ旅行に出るために、仕事を目一杯がんばり、疲れはて、やっとの思いで時間をつくりますよね。さらに、飛行機や電車を乗り継ぎ、ようやく目的の地に到着します。しかしその瞬間、すべての疲れが吹き飛ぶ―という経験。
なぜそうなるかというと、そこには〝日常〟がないからです。
そこは、海や湖のような自然の中かもしれませんし、何百年も前の名作を収めた荘厳な美術館かもしれません。または、ベネチアのような異国情緒あふれる観光都市かもしれません。
まるで憑きものが落ちたかのように体が軽くなって、呼吸が楽になり、これまで抱えてきた問題がいとも簡単に解決してしまう―そのような〝パワースポット〟をあなたも体験したことはあるでしょう。
こうした、非日常的なパワースポットのような「例外領域」をあなたの家でつくることができたらどうでしょうか。自宅にいながら、ストレスを解消することができるだけではなく、さらに能力を最大限に発揮できます。
たった〝半畳〟で人生が激変する聖なる空間とは?
そのような「例外領域」のことを、僕は「聖域」または、「聖なる空間」と呼んでいます。ぜひ、部屋のどこかに、あなた専用の「聖なる空間」をつくってください。
「自分の部屋がないので無理です」「家族5人暮らしで、自分のスペースなんて取れません」そんな声がよく届きますが、このような人でも大丈夫です。半畳あれば、十分なのです。椅子と小さなテーブル、あるいは折りたたみのちゃぶ台でもいい。あなたが座る場所とテーブルがあればいいのです。
重要なのは、スペースの広さではなく、そこが「非・日常」であることです。この空間は、あなたの人生に奇跡を起こします。
創造力、集中力、直感力が高まり、次元が変わるような加速が起きる空間です。「なんだか元気になれる」「気分が全然違う」と、あなたも感じるはずです。
そして、このような空間は誰でも、どのような環境下でもつくることができます。まずはこの聖なる空間のエネルギーを体感していただきたいのです。
その空間は、ちゃぶ台から、固定のテーブルへと進化させることはできます。また、この聖なる空間づくりが身についてくれば、応用として外出先でもつくることができるようになります。
旅行先のホテルのデスクや、カフェでも、自分の座った席とテーブルにパッと聖なる空間をつくれたなら、集中力が増し、仕事の質が上がって、時間も短縮されます。
著者:舛田光洋(ますだ・みつひろ)
そうじ力研究家。環境整備コンサルタント。1969年、北海道むかわ町生まれ。清掃業を通し、「空間と人生の相関関係」や「環境整備による心の変化」に気づき、独自に研究後、人生哲学「そうじ力」を提唱する。「自己啓発としての掃除」に関する書籍の第一人者であり、著書には、累計50万部になった『夢をかなえる「そうじ力」』『「そうじ力」であなたが輝く!』(いずれも総合法令出版)からはじまり、ミリオンセラーになった『3日で運がよくなる「そうじ力」』(三笠書房)などがある。







