日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、2026年8月10日に回答のあった、愛知県在住50歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:鬼頭
年齢・性別:50歳・女性
同居家族構成:本人、夫(58歳)
居住地:愛知県
住居形態:持ち家(戸建て)
職業:正社員
年収:夫1200万円、本人380万円
金融資産:現預金7800万円、リスク資産6000万円
私学の理系に進み、第一種と第二種で総額400万円を借り入れ
「大学(学部)」で奨学金を利用したという鬼頭さん。借入総額は「400万円」で、無利子の第一種と有利子の第二種の2種類。卒業と同時に有利子分の「借入額100万円」を一括返済し、無利子分は「毎月3万円」を返済、32歳で完済したそうです。
奨学金を借りた経緯について「国立大学の受験に失敗して私学の理系に通うことになったものの、祖母の介護で毎月25万円程度必要だったのに加えて、妹が私学高校に入学したので金銭的に無理だった。それでも通いたかったため第一種と第二種を借りた。借りるときに、返済は両親が行うと言っていたから気楽に借りてしまった」と鬼頭さん。
返済は生活に「あまり影響していない」と回答。「比較的給与のよい会社に入社したのであまり影響がなかったものの、結婚すると夫の小遣いの問題と同一視されることが多く、経済的負担よりも精神的負担が大きかった」と話します。
「両親が払う約束だったのに支払ってもらえず」
返済中に最も印象に残っている出来事について「本来は、両親が払う約束だったのに支払ってもらえず、親に対して不満があり精神的負担が非常に大きかったです。独身中は自分で払うだけだったので気が楽でしたが、結婚後は経済的問題が起こるたびに夫にネチネチと言われたことが非常に嫌でした」と振り返ります。
繰り上げ返済については「金利がつくと損なので、第二種のほうは卒業とともに返済した」とのこと。完済までについては「有利子があるなら繰り上げ返済して、無利子のほうは地道に返すしかない」と語ります。
完済時は「夫からネチネチと言われなくなると思うと晴れ晴れとしていました」と鬼頭さん。それでも借りたことについては「後悔している」と回答しています。
最後に「借りてまで大学に行く必要は薄れている」とコメントを残していました。
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