充電は太陽の下でのみ可能
ソーラー充電と聞くと、電卓のように蛍光灯の下に置いておけば勝手に充電されるイメージがある。しかし、SH002は、ソーラー充電電卓とは異なるパネルを使っているため、太陽の光でなくては充電ができない。アウトドアや窓際でないと充電できないので注意が必要だ。そのため、普段、オフィスのなかで働くようなビジネスマンだと充電する機会は少ないかも知れない。実際に、自分も持ち歩いて充電するチャンスをうかがったが、意外に普段の生活のなかで太陽光の下に長時間いることが少ないことがわかった。逆に工事現場といったガテン系職業の人であれば、活用できる時間は多そうだ。
また直射日光というと、クルマのダッシュボードを連想するが、こちらはメーカーとしては「オススメしない」(シャープ)という。なぜなら、ダッシュボードの上はかなりの高温になってしまうため、ケータイ内の電池や本体に悪影響を与える恐れがあるからだという。
あくまで、キャンプや、屋外でスポーツをしている時などに、ちょっと充電するというのが一番現実的だろう。
ただ、SH002は防水性能を備えるだけでなく、TANITAの体組成計「BC-504」とも連携し、体重や体脂肪などのデータをワイヤレスで受信できるようにもなっている。また、歩数計機能を備えて、歩数だけでなく身体活動量を計測できるような仕組みも備わっている。
つまり、アウトドアでアクティブに動き、休憩中に太陽光で充電する、といった使い方ができるわけだ。これから秋となりスポーツには最適なシーズンが到来するだけに、アウトドア派のユーザーには便利なケータイと言えそうだ。
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