現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月22日に回答があった兵庫県在住67歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:ゆん
回答者本人:67歳女性
同居家族構成:本人、夫(72歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:兵庫県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1300万円
現在の世帯の預貯金:5000万円、リスク資産:1億円
これまでの年金加入期間:国民年金26カ月、厚生年金454カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):8万4000円
老齢厚生年金(厚生年金):17万2000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):企業年金 月5万円
配偶者の年金や収入:老齢年金250万円、企業年金60万円、給与収入100万円、不動産収入200万円、配当100万円(いずれも年額)
「不動産収入が年200万円、配当が年100万円」
年金の受給年齢を繰り下げたという、ゆんさん。現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答。
その理由として「30代の時から、死ぬまでの資金計画を立てており、毎年それを更新している。現状は自分が105歳まで生きる想定で、ある程度のインフレが起こっても資金枯渇することはないと考えているので」と語っています。
ひと月の支出は「90万円」とあり、年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。不足分は「年金以外の自営業収入と不動産収入から補填(ほてん)している」そうです。
仕事については「個人事業主のコンサルタントとして月12日程度働き、年間900万円の収入があった。今年、来年は年400万円、その後は完全リタイヤの予定。それ以外に不動産収入が年200万円、配当が年100万円程度ある」とのことです。
「元気に生きるため、トレーニングとゴルフ」
日々のお金については「ポイントやスーパーの割引の活用は日頃からしている」そうで、「できるだけ元気に生きるため、トレーニング、ゴルフ、趣味には定期的に通っている」と続けます。
物価高で負担が増えた支出は「食費。スーパーの買い物で1.3倍くらいは払っている気がする」と言います。
「老後の味方」だと感じているのは「コープのカタログ商品、冷凍食品。週1回、配達してくれるし、知らなかった商品とかサービスも見つかり面白い。買い過ぎてしまうのが難点」と話します。
また役立っているサービスには「宅配サービス、電子書籍、パソコン。本は1日1冊は読む。KindleUnlimitedも活用。コミュニティ活動もZoomやTeamsでできるところもあるし、もうパソコンのない生活は無理。AIもサブスクしてる」と教えてくれました。
「人生でやりたかった100のことを実現していく」
物価高でも削れない支出は「旅行、趣味。今後は長期の旅行に出たいし、できなかった習い事もいろいろしたい」と話すゆんさん。
現役時代は「フルタイムで働き、子ども2人を育て、かつ両親、義両親の介護は30年に及んだ。とてもよく頑張ったので、後悔はない。もし、もう一度やり直せると言われても、『No Thank you』」と言います。
老後について「どこまで自分の体がついてくるのかは不安です。介護生活30年の中で、思い通りにならない老年期を4パターン見てきました。死に時を間違えないようにしたい、それまでに任意後見、遺言書などをしっかり準備したい」とのこと。
今後の年金生活で「人生でやりたかった100のことを実現していくつもりなので、とても楽しみ」と語られていました。
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