
物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、長野県に住む48歳女性のエピソードを紹介します。
推し活で訪れた名古屋の思い出
【回答者プロフィール】
・年齢:48歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:事務
・年収:580万円
・貯蓄:300万円
最近、女性が行って感動した旅先は、推し活で訪れた名古屋だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「御園座が素晴らしいホールでよかったです。最寄り駅からのアクセスが良く、座席も広め。2階席でしたがステージが近くに見えて、オペラグラスは不要でした。初めて手羽先も食べましたが、少し甘めの味付けで食べやすかったです」
真っ先に削ったのは
旅行を満喫した様子の女性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「交際費」と答え、月2万円を削減したといいます。
なぜ、そこを真っ先に削ろうと思ったのでしょうか。
「ちょっとした満足よりも、日常を忘れるようなぜいたくをしたいと思ったからです。推し活は絶対にやめられないので」
日々の付き合いの出費を見直し、その分を“非日常”へ回す。推し活が、やりくりの軸になっているようです。
飲食代は「死守」、ホテルはポイントを貯める
交際費は削る分、女性が「ここは削らない」と決めているのが、旅先での飲食代です。
「日常と違う楽しい場所で、財布の中身を気にしながら、食事をするのは寂しいからです。旅先のおいしいものや名物は、しっかり堪能したいんです」
とはいえ、遠征先では物価高の影響も感じるそう。そこで、宿泊費には工夫をしています。
「特に東京のホテル代の高さには驚きます。ネットで安いホテルを探して泊まっても、部屋が快適でなくてガッカリするのは嫌なので、全国展開しているホテルに泊まってポイントを貯めて、ある程度貯まったらそれを次回以降に使います」
安さだけで選んで失敗するより、安心できる宿でポイントを貯める。全国展開しているホテルを長く利用するからこその工夫です。
「旅行=推し活」諦められない理由
女性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「『旅行=推し活』なので、諦められません。日常でたまったストレスを発散させて、幸せな気持ちになって、また明日から頑張れる。それが旅行です」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「旅(=推し活)のために、日々働いています。好きなことのためなら、日常生活が多少貧しく寂しくても、まったく苦になりません。好きなことのためにお金をやりくりするのは、結構楽しいです」
削るところは削り、好きなことには惜しまない。「やりくりも楽しい」と話す姿は、物価高でも“好き”を諦めないための1つの形かもしれません。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
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