
物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、神奈川県に住む31歳男性のエピソードを紹介します。
最近行って感動した旅先
【回答者プロフィール】
・年齢:31歳
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:インフラ系
・世帯年収:600万円
・貯蓄:600万円
最近、男性が行って感動した旅先は「ギリシャ」と「エジプト」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「新婚旅行で訪れました。死ぬまでに行きたい国だったこともあり、見るものすべてに感動しました」
ほぼ0円にしても案外支障はなかった
旅行を満喫した様子の男性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「飲み会代」と答え、ほぼ0円にまで減らしたといいます。
なぜ、そこを真っ先に削ろうと思ったのでしょうか。
「収入の中で一番削れる項目だったからです。0円になっても問題なさそうだと思っていましたが、実際にやってみると案外問題なくて。そのことに気付けたのも大きかったです」
思い切って削っても生活に支障はなかった。その実感が、旅行資金づくりの後押しになったようです。
ローカルな店で地元の味を楽しむ
飲み会代は大胆に削って旅行代をやりくりした分、男性が「ここは譲れない」と決めているのが、旅先での食事代です。
「その土地の食文化に興味があるからです。ガイドブックでどの店に行こうかと決めるのが楽しみで、どんな味なのかを実際に味わいたいんです」
とはいえ、旅先では物価高と円安の影響を強く感じたそう。
「円安の影響はかなり受けていると実感しています。例えば新婚旅行で行ったエジプトは、事前にネットで調べると、日本より物価が安いとされていましたが、実際は円安のせいで、そこまで安くは感じませんでした。やりくりとしては、高級な店ではなくローカルな店で、その土地の庶民の味を楽しむようにしました」
高級店にこだわるのではなく、地元の人が食べるものを味わうのが、食を楽しみながら出費を抑えるコツのようです。
旅は「経験への投資」
男性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「未知の土地に赴いて、その文化や遺跡に触れるのが楽しいからです。人生を楽しく暮らすうえで、なくてはならないものになっています」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「自分では『経験にお金を払っている』と思うようになりました。どうしてもお金のことを考えてしまうタイプでしたが、そう考え方を変えたおかげで、お金の心配をしなくなりました。もちろん、決してばかみたいにお金を使うという意味ではありません」
普段の飲み会代を削り、旅先での食と経験にお金をかけている男性。支出にメリハリを付けることが、物価高の時代に旅を続けるための1つのヒントになりそうです。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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