
食料品の高騰が続いており、家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、兵庫県に住む44歳男性の節約テクを紹介します。
安い時間帯や店を狙って買い物に
【回答者プロフィール】
・年齢:44歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人
・雇用形態:正社員
・職業:板金業
・世帯年収:450万円
・貯蓄額:30万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:5万2000円
・食費:5万円
・交際費:0円
・電気代:1万2000円
・ガス代:6000円
・水道代:8000円
・通信費:3万円
・車の維持費:6000円(ガソリン代)
・毎月貯蓄に回している額:2万円
男性は物価高の影響をとても感じており、1年前と比べて1カ月当たりの食費は3001~4000円ほど増えたといいます。特に値上がりして困っているのは卵です。
「子どもたちが卵焼き、親子丼などの卵を使用する料理が好きで、使用頻度が高く、4人家族なので一度に使う個数が多いので困っています」
男性は買う時間帯を工夫したり、安い店をはしごしたりして食費を節約しているそう。
「夜、割引きシールが貼られたものを買うために買い物客が多い時間を避け、数軒回ってできるだけ安いものを買うようにしています」
さらに、食費を抑えるために活用しているのが、油揚げと豆腐。
「単価が安く、満腹になるようにかさ増しで入れるようにしています」
実際にどんな料理を作っているのか聞くと、例として油揚げを使った親子丼について教えてくれました。
「鶏肉、タマネギ、卵と油揚げを入れ親子丼を作ります。鶏肉の量が多くなくても満足度の高い、おいしい親子丼になります」
子どもたちの好きなものは食べさせてあげたい
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「ヨーグルトにドライフルーツと少量の砂糖を足して、食後にデザートとしていただきます。特にご褒美というレベルではないものですが、『今週も仕事頑張ったな、来週も頑張るぞ』と癒やしを感じます」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない男性には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「物価高が続くのは正直厳しいですが、子どもたちが食べたいものはできる限り、食べさせてあげたい」
そして今後目指したい暮らしについては、「お金の心配をせず、子どもたちが大きくなっていくのをできるだけ長く、近くで見守っていけたらと思います」と教えてくれました。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






