
物価高が続いており、2026年6月に値上がりした飲食料品は1000品目を超えました。食費の高騰が家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、神奈川県に住む37歳女性の節約テクを紹介します。
これ以上の値上がりはとても負担
【回答者プロフィール】
・年齢:37歳
・家族構成:独身(子なし)
・世帯人数:1人
・雇用形態:派遣社員
・職業:美容関係
・年収:300万円
・貯蓄額:500万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:8万円(間取り1R)
・食費:3万円
・交際費:1万~2万円
・電気代:5000円
・ガス代:3000円
・水道代:2000円
・通信費:7000円
・毎月貯蓄に回している額:3万円
物価高の影響を聞くと、1年前と比べて1カ月当たりの食費は2000~3000円ほど増えたといいます。値上がりして特に困っているのは卵です。
「好きで毎日食べたい食材なので、これ以上の値上がりはとても負担になります。卵を使った加工食品にも影響するので困っています」
では、どのように食費をやりくりしているのでしょうか。
「近所の農家さんが作っている野菜がロッカーで販売されているので、そこをこまめにチェックして、野菜は買うようにしています。スーパーより安くて大きいことが多いからです」
このコインロッカー式の無人販売所を活用する工夫で月に1000~2000円ほど節約になるといいます。さらに活用しているのが豆腐やちくわ、春雨です。「かさを増すことができたり、腹持ちがよかったりするので」と、女性は話します。
実際にどんな料理を作っているのか尋ねると、「豆腐は、ひき肉に混ぜて豆腐ハンバーグにして、肉の量を減らして豆腐でかさましします。ちくわは、バラ肉などで巻いて肉巻きにし、照り焼き風の味付けにすると、おいしくなります」と教えてくれました。
「定番かもしれないけど」
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「定番かもしれないけど、スターバックスでフラペチーノを飲むことがたまのご褒美グルメになっています。季節の限定メニューを飲みたい時に、頑張った日や給料日後などの理由をつけて飲むことが多いです。デザートのようなものだと思うので飲めるとうれしいです」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない彼女には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「決してひもじい思いはしたくないと考えています。3食全てを卵かけご飯で済ませることはしたくなくて、いろいろ工夫しながらも季節の野菜や果物は食べたいと思っています」
そして今後目指したい暮らしについては、「無駄遣いは極力しないようにしつつ、ストレスがたまらないようなお金の使い方をしたいと思っています」と教えてくれました。
より安い野菜を買い求めたり、かさまし料理を作ったりするなど工夫を凝らす女性。そして、我慢し過ぎずたまのご褒美を取り入れています。このようにバランスを取りながら家計管理を続けていくことが、物価高騰の時代には大切なのかもしれません。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






