
物価高が続いており、2026年6月に値上がりした飲食料品は1000品目を超えました。食費の高騰が家計に与える影響は決して小さくありません。この苦しい状況の中で少しでも出費を抑えるためには、どのような工夫があるのでしょうか。
All About編集部は全国200人を対象に「物価高時代の食費のやりくりや工夫」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、沖縄県に住む40歳男性の節約テクを紹介します。
腹持ちもいい食材だから
【回答者プロフィール】
・年齢:40歳
・家族構成:独身(子なし)
・世帯人数:1人
・雇用形態:個人事業主
・職業:音響エンジニア
・年収:240万円
・貯蓄額:180万円
【1カ月の主な支出内訳】
・家賃:4万円(間取り2LDK)
・食費:2万5000円
・交際費:1万5000円
・電気代:4000円
・ガス代:2000円
・水道代:1500円
・通信費:1万円
・車の維持費:8000円
・毎月貯蓄に回している額:1万円
物価高の影響を聞くと、1年前と比べて1カ月当たりの食費は1000~2000円ほど増えたといいます。値上がりして特に困っているのはバナナや納豆、もずくです。
「健康のために、ほぼ毎日食べている物なので、ここ数年の価格上昇は家計の負担となっている」
では、どのように家計をやりくりしているのでしょうか。
「数年前よりも、甘い物を買う頻度をかなり減らした。以前はチョコレートを頻繁に購入してたが、ここ数年の価格では今まで通りのペースで購入することは不可能になった」
嗜好品を我慢することで、月に1000円弱節約になるといいます。
また、食費を抑えるうえで重宝しているのが「オートミール」で、「健康面で優れていて、腹持ちもいい食材だから」と話します。
実際に、オートミールを使ってどんな料理を作っているのか尋ねると、「食べる前日の夜に、オートミールにヨーグルト、きな粉、オリゴ糖またはハチミツを投入しておいて、オーバーナイトオーツに仕上げて食べるのが気に入っている」と教えてくれました。
月1で買う“プチご褒美”
食費を抑える工夫を凝らす一方で、我慢ばかりの節約生活では息が詰まってしまうもの。たまのリフレッシュとしてどのような「プチご褒美」を取り入れているのでしょうか。
「私にとってのプチご褒美は、お気に入りの個人商店で購入するバナナケーキ。頻繁に買える価格ではないので、たまに買うのには最適。毎日開いているお店ではないので、私の予定と合う日に、月に1度くらいの頻度で購入している」
このように、食費を抑えつつも楽しむ時間は忘れない男性には、「これだけは譲れない」という食費のポリシーがあります。
「収入面を考えて、高価格の食材は買えないので、少しでも安いものを購入しているが、健康に悪影響を及ぼす可能性が高い食材は避けるようにしたい」
そして今後目指したい暮らしについては、「日々の算段ばかりで気が重くなる毎日なので、金銭面での不安が少しでも解消されるような生活を目指したい」と教えてくれました。
限られた収入の中で、懸命にやりくりをしている男性。しかし、食生活で最も大切なことを認識している姿勢は、厳しい物価高時代を乗り切るのに必要なことかもしれません。
<調査概要>
物価高時代の食費のやりくりや工夫
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年5月27日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:60人、女性:136人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






