
友達、同僚、親戚……あらゆる人間関係においてお金は切っても切り離せないもの。物価高で家計管理にシビアにならざるを得ない中、これを機に関係性を見直したという人もいるようです。
All About編集部は全国20~70代の200人を対象に「物価高で見直した・手放した人間関係」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、奈良県に住む46歳男性のエピソードを紹介します。
会うたびに出費がかさむことにストレスを感じ…
【回答者プロフィール】
・居住地:奈良県
・年齢:46歳
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:建築士
・世帯年収:約700万円
・貯蓄:約900万円
男性が物価高によって見直した人間関係は「地元の友達」だそう。
「物価が上がっている中で、相手が以前と変わらず高額なランチやカフェを提案し続けてきたことがきっかけです。こちらの家計の状況を察してくれる様子がなく、会うたびに出費がかさむことにストレスを感じるようになり、徐々に誘いを断るようになりました」
相手からの誘いを断るときはどのように伝えているのでしょうか。
「仲の良い友人には『最近物価が高くて家計が厳しいから、今回は控えておくね』と正直に伝えます。見栄を張ってうそをつくよりも、現状を共有した方がお互い気を使わずに済み、相手も『次は安いお店にしよう』と配慮してくれることが多いです」
人間関係を見直した後、自身の生活や心境に変化があったようです。
「惰性で続けていた人間関係を手放したことで、余計な出費が抑えられ、家計に余裕が生まれました。自分にとって本当に価値のあるものにお金を投じるという判断軸が明確になり、生活の質が向上したと感じています」
「どんなに家計を切り詰めていてもそこだけは聖域」
そんな中、男性には、この人だけには「いくらかかっても会いに行く」「絶対にお金を惜しまない」と決めている相手がいるといいます。それは「家族」です。
「離れて暮らす家族や、成長を共にしたい子どものためなら、お金を惜しむことはありません。自分の人生において最も優先すべき存在であり、彼らと過ごす時間は何ものにも代えがたい『投資』だと考えているからです。将来振り返ったときに、お金を理由に会わなかったことを後悔したくないという思いが強く、どんなに家計を切り詰めていてもそこだけは聖域にしています」
最後に、今後も物価高が予想される中、人間関係で大切にしていきたいことを聞きました。
「限られたリソースの中で交流するからこそ、一回一回の機会に感謝し、誠実に向き合うことを忘れないようにしたいです。損得だけでなく、お互いの人生を豊かにし合えるような、前向きな刺激を与え合える関係性を築いていきたいです」
<調査概要>
物価高で見直した・手放した人間関係に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~70代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールなどは、編集部で一部改変している場合があります。






