
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、長野県に住む28歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【長野県在住28歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子なし)
・職業:専業主婦
・世帯年収:1500万円
・貯蓄額:貯蓄、投資はするも把握していない
・家賃(住宅ローン):11万円(ほかに不動産2軒が25万円)
・間取り:2LDK
・食費:3万~4万円
・交際費:3万~5万円
・電気代:把握していない
・ガス代:1万5000円(冬季の場合)
・水道代:4500円
・通信費:6000円(2人分)
・車の維持費:4万1000円(ローンと2台分のガソリン代・保険料)
・毎月貯蓄に回している額:約20万円(つみたて、不動産運用、ドル建て保険など)
真っ先に削った支出はガソリン代
物価高によって家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した女性。
「光熱費や食費が高騰していると感じる。特に光熱費は上がっている。車や車の保険料がずいぶん上がった。同じ補償内容で条件も変わっていないが、今回の更新で保険料が月々倍近くになってびっくりした。修理価格も高騰しているため、保険料が上がっている。ガソリン代も高いが、車必須の地域のためやむを得ないと感じる」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「ガソリン代」だといいます。「時間に余裕があるため、なるべく車の使用を避けて、日用品の買い物はまとめる、徒歩で買い物へ行く」ようにすることで、月4000円ほど出費を抑えることができたそう。
「車で外出する日を週数日にする。どうしても車を使わないといけないお店に用があるときや、美容院や通院などの用事があるときに買い物もまとめている。ちょっとした食品や日用品の買い物は、近くのスーパーやドラッグストアへ歩いて買いに行く」
ガソリン代から見直した理由は「光熱費や保険料などは既に節約を心掛けていて、これ以上削れないから。食費もなるべくお得な日を狙ってはいるが、限界があると感じている。そんな中で削れるのは近場に行くときは車使用を控えることで、節約と健康にもよくて一石二鳥だと感じたため実行している」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「歩く習慣がなかったため、自然にも触れられて悪くないなと思った。家計についても、無駄遣いも減り、月に数千円~1万円ほど抑えられてると思う」
体にいいもの、安心なものを食べたい
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」と支出があるといいます。それが「食費や嗜好品代、外食にかかるお金」です。
「食は健康にもつながるため、量を減らしたくない。なるべく体にいいもの、安心なものを食べたいため、外国産は避けたいと考えている」
食品の値段が上がる中でも、健康を大切にしたいという女性の心情がうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「投資を主とした資産形成を行う。銀行への貯蓄は最低限にして運用する。生活の質は落としたくないため、無駄遣いはせず、吟味して買い物や住む家の選択をする」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






