老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、年金支給日前にお金が足りなくなる場合の対処法について解説します。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
Q:年金支給日前になると生活が苦しくなります。どうしたらいいですか?
「年金は2カ月ごとにまとめて支給されますが、支給日の前になるとお金が足りなくなります。お金の管理はあまり得意ではありません」(Yさん)

A:家計を「短い期間」で区切って管理すると、お金の流れがつかみやすくなります
年金は2カ月分まとめて支給されるため、そのまま2カ月単位で管理しようとすると、どうしても使い過ぎてしまい、後半にお金が足りなくなることがあります。
そのため、家計管理は2カ月単位ではなく、1カ月単位、さらに1週間単位と細かく区切ると、お金の流れが把握しやすくなります。
具体的な対策として、次のような方法があります。
年金が入る口座とは別に、「生活費専用口座」を用意し、毎月使う分だけ自動で移す仕組みを作ると、使い過ぎを防ぎやすくなります。例えば、2カ月分を一度に使うのではなく、1カ月分ずつ分けて管理すると安心です。
1カ月分の生活費を、さらに1週間ごとに分けて管理するのも効果的です。
例えば、2カ月分の生活費が24万円の場合、1カ月当たり12万円です。ここから固定費(通信費や保険料など)を4万円差し引くと、使えるお金は8万円となり、1週間当たり約2万円が目安になります。
このように細かく分けることで、「今週はいくら使えるか」が分かりやすくなり、使い過ぎを防ぎやすくなります。
どうしても生活費が足りない場合でも、安易にカードローンなどを利用するのは注意が必要です。金利負担が大きく、返済が難しくなるケースもあります。
まずは、お住まいの市区町村の社会福祉協議会などに相談してみましょう。生活福祉資金貸付制度など、生活を立て直すための支援制度について案内を受けることができます。
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監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)






