
終わりの見えない物価高。食品やガソリン、推しのコンサート代などいろいろなものが値上がりする中、「特にこれはしんどい」と感じるポイントは人それぞれです。All About編集部が実施したアンケートには、実にさまざまな声が寄せられました。
今回はその中から、茨城県に住む38歳女性の「物価高で一番苦しいと感じること」を紹介します。
久しぶりに行った駄菓子屋で
【回答者プロフィール】
・居住地:茨城県
・年齢:38歳
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:事務
・世帯年収:840万円
・貯蓄:約200万円
女性が物価高で一番苦しいと感じることは「子どもたちの身近な楽しみにまで影響が出ていること」だそう。
「先日、子どものころによく通っていた駄菓子屋に久しぶりに行ったのですが、お店の方が『今は100円を握りしめて買い物を楽しむ時代は終わってしまった』と悲しそうに話していました。気軽に買えたお菓子も値上がりしており、子どもたちがあまり買わなくなったため店に置かなくなった商品もあるそうです。実際に子どもたちが限られた金額の中で悩みながら買い物をしている様子を見て、物価高は大人だけでなく子どもたちの楽しみにも影響していると強く感じました」
さらに、女性は周囲の人と話していて特に衝撃を受けたことがあるそう。
「日用品や食料品の値段が一気に値上がって、今、気にせず以前のように買うと、会計時の金額が明らかに高くなり驚くことが増えました。周囲の人と話していても『節約している』『買うものを減らした』という声をよく聞くようになりました。自分だけでなく、みんな厳しい状況なんだと感じる一方で、家族が自由に使えるお金が減っている現実に少し落ち込むこともあります」
「収入が大きく変わらない中で、支出だけが増える」
そんな中、女性はどのように家計を管理しているのでしょうか。生活のやりくりのポイントを聞きました。
「買い物の回数を減らすように意識するようにしています。特売日や近所の方からの情報などで、価格が安い店舗を選んで購入するようにしたり、必要なものだけを事前にリスト化して無駄な出費を減らしたりしています。さらに、大好きな外食を減らして、毎日大変ですが自炊の回数を増やすなど、日々の小さな積み重ねで節約を意識して生活しています」
知恵を絞って物価高から家計を守っている女性ですが、将来についてはどのように考えているのでしょうか。
「物価高がこのまま続いた場合、5年後や10年後は、今以上に生活費の負担が大きくなり、日常的な支出にも慎重にならざるを得ないと感じています。収入が大きく変わらない中で、支出だけが増える状況が続くと、将来への不安も強くなると思います。その一方で、収入を増やす工夫や副業などにも積極的に取り組み、生活に少しでも余裕を持てるようにしていきたいと考えています」
現在の生活だけではなく、今後の生活にも気を配る堅実さがうかがえます。
最後に、この苦しい状況を打破するために何が必要だと思うか、国や社会に求めることや、自分自身が現状を変えるために検討していることを聞きました。
「現在の物価高の状況を改善するためには、国や社会には賃上げの推進や生活必需品に対する負担軽減の対策をより強化してほしいと感じています。特に日常生活に直結する食料品や光熱費の負担が大きいため、その点への支援が絶対に必要だと思います。また、自分自身としては現在副業などで収入を増やすことを検討しており、在宅でできる仕事に取り組むことで、少しでも家計の負担を減らしたいと考えています。今後も収入を増やすための行動を積極的に続けていきたいです」
<調査概要>
物価高で一番苦しいと感じることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:76人、女性:173人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
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