
終わりの見えない物価高。食品やガソリン、推しのコンサート代などいろいろなものが値上がりする中、「特にこれはしんどい」と感じるポイントは人それぞれです。All About編集部が実施したアンケートには、実にさまざまな声が寄せられました。
今回はその中から、埼玉県に住む53歳女性の「物価高で一番苦しいと感じること」を紹介します。
聞いたことがないメーカーの納豆を80円程度で……
【回答者プロフィール】
・居住地:埼玉県
・年齢:53歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:5人
・職業:専業主婦
・世帯年収:600万円
・貯蓄:0円
女性が物価高で一番苦しいと感じることは「食費」だそう。
「以前は、何でも国産品を買うよう心掛けていましたが、今では、外国産もやむを得ない状況です。納豆は、ずっとミツカンの『くめ納豆 秘伝金印』をひいきにしていましたが、今はもう安い時でも100円を切ることがなく、高くて手が出せません。だから、あまり聞いたことがないメーカーの納豆を80円程度で買っています」
女性は現在の状況を顧みて「わが家は、私が働きに出ることが現在難しい状況なので、夫の一馬力での生活で非常に厳しいです。自分が少しでも収入を得て家計を助けられたら……と落ち込みます」といいます。
そんな中、女性はどのように家計を管理しているのでしょうか。生活のやりくりのポイントを聞きました。
「生活費の決済を1つのクレジットカードに集約しています。ポイントなどで、多少なりとも還元があるからです。現金払いでポイントカードを提示した時と比べて、ポイントが倍になっている気がします」
「老後のための資金を作ることができない」
知恵を絞って物価高から家計を守っている女性ですが、将来についてはどのように考えているのでしょうか。
「老後のための資金を作ることができない。年金は払わされているけれど、そっくりそのまま積み立てにしてもらいたいくらいの金額を引かれている。払った分相当の年金がもらえるわけではないだろうから、年金を任意加入にして、自分で老後資金を準備できるようにしてほしい。せめて給与から引かれている年金を財形貯蓄にしてほしい」
今後の生活への不安がうかがえます。
最後に、この苦しい状況を打破するために何が必要だと思うか、国や社会に求めることを聞きました。
「抜本的な年金制度改革をしてほしい。それが、できないなら、年金保険料の大幅値下げを考えてもらいたい。給付金はいらないから、保険料を減らしてほしいし、投資を勧めるなら、種銭をいただきたい」
<調査概要>
物価高で一番苦しいと感じることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:76人、女性:173人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






