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「動けるうちに使えるお金は使う」年50万円を旅費に積み立てる68歳夫婦の北海道3泊旅

時間にゆとりができたシニア世代。お金の使い方を工夫しながら、今できる旅行を楽しみたいという人は多いはず。年金暮らしの中でどう旅を計画しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、2026年3月18日に回答があった神奈川県在住68歳男性のケースを紹介します。

あるじゃん 編集部

あるじゃん 編集部

1995年に創刊し、2012年に休刊した月刊の投資情報誌『あるじゃん』をルーツに持ち、ファイナンシャルプランナー、税理士、社会保険労務士などマネーの専門家とともに、お金の貯め方・備え方・増やし方をわかりやすく解説するほか、マネー最新トピックス、おトク・節約コラムなど、役立つ情報を発信しています。

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現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。

では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

回答者プロフィール

シニア旅行_洞爺湖_北海道

ペンネーム:ヨッシー
年齢・性別:68歳・男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:神奈川県
現在の現預金:1800万円、リスク資産:600万円

現在の収支(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万6000円 
老齢厚生年金(厚生年金):14万2000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金:30万円(年額)

年金以外の収入:不明

配偶者の収入:年金6万5000円、給与収入約6万7000円(週3回の事務のパート)

ひと月の支出:23万円

「行ってよかったシニアの旅先は北海道の函館と洞爺湖」

現役引退後は「1年に2~3回程度、夫婦ふたり旅」をすることが多いというヨッシーさん。

シニアになって行ってよかった旅先は、「2025年6月に妻と2人」で訪れた「3泊の北海道の函館と洞爺湖」旅行だそう。

「現役時代は忙しく、旅行と言えば駆け足で観光地を回るだけだった。退職して時間に余裕が生まれて初めて『滞在先で暮らしているような旅』ができた。特に洞爺湖畔のホテルで、夕暮れから夜にかけて刻々と変わる湖面の色を眺めながら、妻とこれまでの労をねぎらい合った時間は何物にも代えられない。函館の朝市で、地元の方と会話を楽しみながら旬の海鮮を味わったのもよかった」と旅の思い出を振り返ります。

「函館から洞爺湖への移動は、景色が素晴らしいのでレンタカーがおすすめ。シニアの場合は無理のない運転時間を計画することが大切。またホテル選びでは、大浴場への移動がスムーズか、館内にエレベーターや手すりが完備されているかを事前に確認しておくと安心。6月の北海道は気候も安定しており、本州のような湿気もないため、体力的に不安がある方でも非常に過ごしやすいと感じた」とヨッシーさん。

なお旅行にかかった費用は「航空券(往復)約7万円、宿泊費(3泊・夕朝食付き)約12万円、レンタカー・ガソリン代約3万円、現地での飲食・お土産代約4万円」とあり、2人分で総額26万円ほどとなったようです。

「動けるうちに、使えるお金は使うという方針」

年金生活で旅費を捻出するためにしていることについては「毎月の年金支給額の範囲内で生活費をやりくりし、現役時代のボーナスにあたるような『特別費』として、年間50万円ほどを旅費やレジャー費として積み立てている。株の配当金などの副収入を旅行費用に充てることで、家計を圧迫せずに楽しみを作っている。『動けるうちに、使えるお金は使う』方針で、節約しすぎないようにしている」とのこと。

シニア旅行ならではの心配事や実際に苦労したことは、「一番の不安はやはり体力面。特に膝に持病があるため、長距離の歩行が必要な観光地は避け、タクシーやレンタカーを効率よく使うようにした。また最近はホテルのチェックインや飲食店の注文がQRコードやタブレット形式になっていることが多い。操作に戸惑う場面もあったが、分からないときは遠慮せずスタッフに聞くようにして乗り切った」と言います。

最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには「とにかく『予定を詰め込みすぎないこと』。一日のメイン観光は一つに絞り、午後はホテルでゆっくりするくらいの余裕を持つと、疲れが翌日に残らない。他には常備薬やお薬手帳のコピー、健康保険証は必ず持参し、近隣の病院を調べておくだけでも精神的な安心感が全く違う。荷物は事前にホテルへ送っておくと、移動の負担を減らすことができる」とアドバイスされていました。

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