ビーチ/秘島・穴場のビーチリゾート

近場から一歩先の日本人に会わないビーチ(4ページ目)

世界中どこでも日本人ツーリストに会うと言われる昨今ですが、めったに会わないビーチもあちこちにあります。そこで、近場だけれど少し足を伸ばすだけで別天地なビーチをご紹介しますね。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ロンガニ・ビーチのこの透明度!

ヌメアから先の穴場、リフー島


ニューカレドニアの首都ヌメア。通称“南太平洋のプチパリ”とも呼ばれ、本国から運ばれた食材や雑貨など、お買い物が楽しい南太平洋では貴重な存在です。そしてヌメアのあるグランドテール島のリビエールブルー州立公園ではジュラ紀の植生が残っているとして、目下、山にも目が向けられています。
でも、やっぱりビーチ。
近頃はイル・デ・パンのツアーもメジャーになり、極上の白砂(砂フェチのワタシ的にはベスト3)ビーチを満喫するのも、お手軽になりました。でも、もっと穴場があるのです。


白砂のキメの細やかさ、イル・デ・パンのクト・ビーチ級にさらさらです
●リフー島
グランドテール島の北東に浮かぶロイヤリティ諸島のひとつ、リフー島。ポリネシアのような陽気さとメラネシアのたくましさがミックスしたような島で、未だに昔ながらのカズーと呼ばれる伝統的な家屋も道沿いのあちこちで見かけます。島は3つのエリアに分かれ、それぞれに大酋長が君臨されています。そのひとり、北部ナサロ村の大酋長のお宅に手土産を持ってうかがったことがあります。最初はびびっていたのですが、歓待していただけました。
この島では伝統や慣習をとても大切にしているので、ツーリストが訪れるにはガイドをお願いして、回った方がいいかと思います。

島いちばんのリゾートといえば、ドレウ・ビラージュ。ここでは珍しいヤシガニ料理が名物(たしか要予約)。2007年末に改装を経たそうなので、快適さも増してそうですね。このリゾートの前のシャトー・ブリアン湾もかなり美ビーチですが、おすすめはロンガニ・ビーチ。イル・デ・パン級の砂の細やかさで、真っ白! あまり人にも会わないので、このロングビーチを独り占め状態です。


●おすすめのお宿
ドレウ・ビラージュ

■ニューカレドニアの気候:1か月に300ミリ以上雨が降るようなことはめったにありませんが、1~4月までが雨の比較的多い時期、9~11月が雨の少ない時期です。5~10月はカーディガンや薄手のジャケットを持って行った方がいいでしょう。


次のページではセブから先の穴場を紹介します。
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