Q. 採血前にうっかりお茶を飲んでしまいました。検査数値に影響しますか?
いつもの習慣で、採血前なのにお茶を飲んでしまった! 検査結果に影響は?
A. ほとんどの場合、問題ありません。コーヒーや牛乳などは注意が必要です
まず結論からですが、ほとんどの場合、問題ありません。健康診断などの前には、通常「少量の水やお茶を飲んでもよい」と説明されているはずです。むしろ、全く水分をとらないと血液が濃くなってしまうため、適度に喉を潤す程度の水分は必要です。水と同じくカロリーのないお茶は、基本的には許可されています。もし特定の検査でお茶なども厳禁の場合、採血前に「お茶などは飲んでいませんか?」と確認があるはずです。質問がなければ問題ないと考えてよいでしょう。
一方で、血液検査前に避けるべき飲み物もあります。コーヒー、清涼飲料、牛乳などです。なぜ飲んではいけないのか、それぞれご説明しましょう。
■コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、体内の水分量が減ります。その分、血液が濃くなり、あらゆる数値(血中濃度)が高めに出てしまうことがあります。
■清涼飲料水
糖分が多く含まれているため、実際に血糖値が上がり「高血糖」と判定されてしまいます。
■牛乳
脂肪分など豊富な栄養が含まれているため、正しい「空腹時の状態」が結果に反映できなくなります。
ご質問にあった緑茶を含め、茶葉を原料とする紅茶やウーロン茶にもカフェインは含まれていますので、大量に飲んでしまった場合はコーヒーと同じ扱いになりますが、喉を潤す程度の少量であれば問題になることはほとんどありません。麦茶や黒豆茶は茶葉ではなく大麦や黒大豆を原料としているため、カフェインゼロでより安心です。
検査項目によっては飲食に左右されないものもありますが、どうしても心配な場合は、採血の前に医師や担当者に「何をどのくらい飲んだか」を伝えて確認するのが最も安心です。
また、もし一般的な健康診断の採血ではなく、特定の持病の経過観察などで厳密な条件が指定されている場合は、お茶の種類にかかわらず医師の指示を優先してください。







