All About編集部は「冬に行きたい史跡・名所」に関するアンケート調査を実施。今回は「雪見風呂・冬の温泉」ランキングの結果とともに、「All About」名所・旧跡ガイド、村田博之さんの解説を紹介します。
2位:銀山温泉(山形県)・草津温泉(群馬県)/36票
2位は2カ所の温泉地が同一得票数で選ばれました。「銀山温泉」は、山形県尾花沢市にある温泉地。交通の便もあまりよくない山間の小さな温泉ですが、旅館群の古い建物にあわせて大正時代の雰囲気を醸し出すように務めた結果、レトロな雰囲気が味わえる温泉として人気を集めるようになりました。山形県内でも雪の多い地域にあり、露天風呂を持つ旅館も複数あって雪見風呂を堪能できます。
回答者からは、「絵画のような美しい雪景色の雪見風呂を楽しめる。(40代女性/神奈川県)」「レトロな木造建築が並ぶ街並みが冬に雪化粧し、絵本のような世界を楽しめるから。(50代男性/大阪府)」という声が寄せられました。
「草津温泉」は、群馬県草津町にある温泉地。温泉街の真ん中に高温の湯を冷ます湯畑があることで抜群の知名度を誇ります。最近では裏草津などのエリアが充実してきており、温泉街の散策もたっぷり楽しめるようになりました。スキー場が近くに開設されるほどの豊富な雪量があるので、どの旅館・ホテルを選んでも雪見風呂が楽しめます。露天風呂しかない共同浴場もあり、たっぷり雪見風呂を満喫できますね。
回答者からは、「草津温泉のいいところは、日本有数の湯量と効き目の強い温泉です。体がぽかぽか温まり、疲れがとれやすいのが魅力。町の中心にある湯畑は迫力があり、昼も夜も楽しめます。湯もみなどの伝統文化や、温泉まんじゅうの食べ歩きも人気。四季の景色も美しく、いつ行っても楽しめる温泉地です。(40代男性/鹿児島県)」「冬の温泉、雪見風呂をイメージしたときに、草津の湯もみが思い浮かびました。(40代女性/東京都)」という声が寄せられました。
1位:登別温泉(北海道)/65票
1位に選ばれた「登別温泉」は、北海道登別市にある温泉地。1つの温泉地では1~2種類の温泉が湧き出すのが通常ですが、登別温泉は隣接するカルルス温泉とあわせると、硫黄泉や鉄泉、明礬泉、単純温泉など実に10種類の温泉が湧き出る国内でも珍しい温泉地です。道南に位置するため積雪の量は少な目ですが、大きな露天風呂を持つ旅館・ホテルが多く、のんびりと雪見風呂を楽しむことができます。
回答者からは、「有名な温泉地で、きれいな景色が堪能できると思うからです。(50代女性/愛知県)」「北海道の冬の温泉、特に露天風呂は凍えるような寒さですが、その中で入る温泉といったら格別です。大学生の頃、友達とよく登別温泉に行きましたが何度行っても最高でした。髪がカチカチに凍ることもありますが雪を見ながら温泉に入ってのんびりしてほしいです。(30代男性/兵庫県)」という声が寄せられました。
名所・旧跡ガイド・村田博之が解説!
雪が降り積もる地域に著名な温泉地が多いこともあり、各地域を代表する温泉地がまんべんなく票を集める興味深い結果となりました。登別温泉(1位)は2位の約2倍を得票しましたが、豊富な種類の温泉と札幌や新千歳空港からのアクセスがよく、行きやすいと思われたのでしょうか。ベスト10には北海道の温泉地が3カ所、山形県の温泉地が2カ所選ばれました。地方別にまとめると東北が4カ所入っています。
東海地方から下呂温泉(4位)、近畿地方から城崎温泉(5位)、関東地方からは鬼怒川温泉(6位)が上位にランクインしましたが、いずれの温泉も交通の便が良い所にあるのが特徴。旅館・ホテル内の大きな露天風呂で降り積もる雪を見ながら、落ち着いて雪見風呂が楽しめますね。
スキー場がたくさんあって、積雪量が多い印象が強い長野県の温泉が12位以下に3件となったのが意外でした。
積雪量の差で見える風景は変わるものの、雪が見える風景を楽しみながら地球からの恵みである温泉に浸かれるのは非日常の極みですので、冬の旅の行先の選択肢に入れてみるといいでしょう。
【村田博之 プロフィール】
各地に点在する名所・旧跡と絵になる風景を求めて日本国内を隅々まで訪ね歩く。この経験を元に身近なところから遠く離れたところまで、さまざまな観光スポットを写真と文章を添えて旅行者の視点でトラベル・キュレーターとして紹介。
>【全結果】雪見風呂が楽しめる温泉地ランキング
<調査概要>
調査期間:2026年1月13~14日
調査方法:インターネット調査
回答者属性:全国10~70代の男女250人
※回答者のコメントは原文ママ








