バリへ訪れる女性にとってお楽しみのひとつ、スパ。
日本国内に比べてグッとリーズナブルなお値段も魅力的ですが、優雅な雰囲気も自分へのごほうびにふさわしいものです。
街中スパもいいのですが、ちょっと奮発してホテルのスパへ。宿泊客でなくても、もちろん大丈夫ですし、グレードの高い雰囲気が味わえるのはホテル・スパならでは。
ここでは、最近リニューアル、あるいは話題になっているバリのホテル・スパをご紹介します。
●ザ、リッツカールトン バリ タラソ&スパ
THE RITZ-CARTON BALI THALASSO & SPA
スパだけで5ヘクタールと、アジアで最大規模。なかでも650平方m、7億リットルの海水を満たしたアクアトニックプールは圧巻(世界最大!)。12種のエクササイズゾーンがあり、1周歩くと全身マッサージができるという仕組み。
カップルで受けられるトリートメント、“チンタ・アバディ(永遠の愛)”が評判でしたが、さらに新しくカップル向けに“ラマ&シタ”が登場。ハイビスカスとオレンジのボディキャラメル、アロマティック・花びらマッサージ、ラズベリーとパパイヤのマスク、ラベンダーとカモミールのバス、ラベンダーのボディローションを2時間かけて堪能(2人でUS$250)。
また、花びらマッサージや海からの恵を享受するクブ・ビーチ、温かい砂を使ったホットサンドなどは、ここでしか受けられないオリジナルのトリートメント。
プロダクツはフランスから直輸入したテルマランかギノーを使用。
ザ、リッツカールトン バリ タラソ&スパ
TEL〈62〉(361)702-222
営9:00~23:00
●タラソ・バリ
THALASSO BALI
バリのスパの先駆け的存在、グランド・ミラージュ・リゾートを併設したタラソテラピーセンター。‘03年12月にリニューアルし、コンセプト性のある新しいトリートメントを提供してくれます。自然の癒しをモチーフに、シナモン、サンダルウッド、ケイブ(洞窟)、シースカイ、グリーンモーニングと名づけられたトリートメントルームが登場。ロンドンのデザイナー、シエク・ウォン氏がベースのデザインを担当したお部屋は、どれも斬新なもの。まるで洞窟の中にいるようなお部屋で横たわったままシャワーを浴びるアフュージョンシャワーなどのインヤンケイブ(2時間、US$85)、壁にシナモンの素材を使い、シナモンのスクラブがメニューに含まれるシナモンクラウド(2.5時間、2名でUS$200)など、トリートメントも部屋の名前に沿った内容。
打たせ湯や各種ジェット、水中ベッドなどをちりばめたアクアメディックプールも、デザインがシンプルになって再登場。
タラソ・バリ
TEL〈62〉(361)773-883
営9:00~21:00
●プラナ・スパ&ヴィラズ
PRANA SPA & VILLAS
’03年10月にリニューアル。インドのムガール王朝の建築を模したオリエンタルな雰囲気はそのままに、アーユルヴェーダのトリートメントがスタート。オイルはインドから取り寄せ、テラピストはトリートメントを行う30分前からヨガで精神集中をします。シロダーラはゲスト1名につき、2名のテラピストが担当し、リバランスは2名のテラピストが同時にマッサージを行うため合計3名が担当。リジュヴィネーション・アーユルヴェーダ・トリートメントはコンサルタントから始まり、4時間かけて全身くまなく磨き上げます(US$200)。
時間がなくて、即効性がほしいときにはプラナ・アイ・リチュアル(40分間、US$25)。これは目の周りのくまを緩和し、疲れの出ているところにハリを与えてくれるもの。目元は疲れが表れやすい場所だけに、トリートメント後の感動もひとしおです。
プラナ・スパ&ヴィラズ
TEL〈62〉(361)730-840
営9:00~21:00
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。