タヒチ唯一のルレ・エ・シャトー
パンダナスの葉で葺いた屋根のレセプション。オープンエアな造り |
2003年2月にグランド・オープン(ソフトオープンは2002年7月)したル・タハア・プライベート・アイランド&スパは、タヒチで唯一、ルレ・エ・シャトーのメンバーです。
しかも、リゾートが多いボラボラ島でも、モーレア島でもなくて、タハア島の沖のモツ(小島)に築かれた、いわば穴場的存在。(タハア島についてはタヒチの楽園島ガイドその1で紹介しています)
開業して2年ほどのわずかな月日で、タヒチを代表するホテルのひとつにあげられるこのリゾートをご紹介しましょう。
島の素材で作られたナチュラル&ゴージャスなスイート
水上スイート。ウッドを多用したナチュラルな雰囲気。ベッドの足元は開閉できるガラスボックスに |
タハア島の沖に浮かぶモツ・タウタウに位置し、タヒチ島からはライアテア島へ飛行機で渡り、そこから船に乗り換えます。
桟橋につくと、背後にボラボラ島が控える、メイン棟が熱帯の木立の中に見え隠れしています。客室は48の水上スイートと12のビーチスイートからなります。
水上スイートは広さが90平方メートル。広々としたテラスが付き、眺めによって3種類に分かれていますが、中にはボラボラ島を望むタイプも。ビーチスイートは150平方メートルの広さがあり、プライベートプール付き。
客室を含めた建造物は、ネジやコンクリートといった人工物を使わず、パンダナスの葉で編んだり、縄でしばるなど、自然素材で作られています。マルケサス産の木材、タハア産の石材など、素材に地のものを使っていることもこだわりのひとつです。
バニラの香りに包まれるスパはラグーン上でのトリートメントも
マネア・スパ。バニラやココナッツなどをモノイオイルとともにマッサージに取り入れています |
マネア・スパは内陸にあるラグーンに面しています。
ダブル1室、シングル2室、ビシシャワーなどのラグーンに突き出したようなトリートメントルームに加えて、オンザビーチやラグーン内にベッドを置いて施術を受けることも可能。海の中でトリートメント、波の音に包まれて、ロマンチックですね。
シグネチャー・トリートメントは、名物のタハア産バニラを使ったボディ・マッサージの「モノイ・バニラ」。バニラのオイルを使ったヘアケア(15分)、フェイシャル(15分)、ボディ(80分)の、フルボディケアがおすすめだそうです。
ほかに流線型のプールやテニスコートなど、小さいながらも施設は抜かりなく揃っています。
=>次のページでは、お食事について。そして、どうしてこのリゾートが居心地いいのか…について、紹介します。