Q. レジオネラ菌が心配です。いろんな人が入る温泉は危ないのでしょうか?
温泉入浴時のレジオネラ菌のリスクとは
A. 清掃と管理が行き届いた通常の温泉施設であれば、レジオネラ菌の心配は不要です
レジオネラ菌は、自然界に広く存在する細菌です。温泉や銭湯など水が循環する施設で増殖しやすい性質があります。しかし温泉施設においてはレジオネラ菌が増殖しないよう、管理を徹底することが定められていますので、常識的な施設であれば心配は不要です。レジオネラ菌がなぜ危険かというと、菌を含んだ細かい水しぶき(エアロゾル)を吸い込むことで、肺炎などを引き起こす「レジオネラ症」に感染するリスクがあるからです。感染すると高熱や咳、倦怠感などの肺炎症状が現れ、高齢者や免疫力が低い方は重症化リスクが高まります。ただし人から人への感染しないため、発症者がいても周囲にうつることはありません。
レジオネラ菌は60℃以上で5分加熱すれば死滅しますので、衛生管理が徹底された施設であれば、高齢者でも感染を心配することなく、入浴を楽しめます。裏を返せば、清掃が不十分に感じられる施設は避けた方がよいかもしれません。
利用者側にできる、安全性を高めるチェックポイントとしては、まずは全体的に清掃がきちんと行われているかを見ること。お湯が循環式ではない「かけ流し」の温泉や、源泉の温度が高い温泉であれば、なお安心です。また、体調が不安であれば、エアロゾルの発生しやすいジャグジーは避けるのが無難です。
さらに詳しく知りたい方は、「レジオネラ菌感染症の症状・対策法…温泉・加湿器から感染も」をあわせてご覧ください。







