ビーチ/フィジー

エリアの特徴をふまえたホテル選び フィジーのホテル案内・後編

エリアによってリゾートホテルの個性も、変わっているフィジー。エリアの特徴をしつつ、おすすめホテルをピックアップ。コーラルコーストやヤサワ諸島などをご紹介。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ママヌザ諸島やナンディ以外にも、ステキなリゾートエリアはあります。
エリアの特徴をふまえつつ、リゾートホテルを選んでみてください。

●コーラルコースト
ビチレブ島の南海岸を縁取るコーラルコーストは、大型のリゾートホテルが主流。本島から橋で渡されたヤヌサ島に展開するシャングリラズ・フィジアンや、このほど豪のホテル格付け機関AAAツアリズムレイティングシステムから5つ星の評価を得たアウトリガー・リーフ・フィジーなど、名だたるホテルが揃いぶみ。サトウキビを運ぶ真っ赤な蒸気機関車は、一部客席もあり、ビーチへのピクニックに利用するのも一案です。

<おすすめリゾートホテル>
ナタンドラ・ビーチリゾート
ビチレブ島きっての美しさと評判のナタンドラ・ビーチが目の前に。どこかサンタフェを思わせるマスタード色のヴィラで、客室数も少なくプライベート感も上々です。調度品のセンスも卓越。バスルームとベッドルームの合間には坪庭が配された造りになっています。敷地の中央には、小さいながらも木々に囲まれたプールもあります。


アクセス/ナンディ国際空港から車で約50分
客室数/14室


●ヤサワ諸島
フィジーの言葉で“天国”を意味するヤサワ諸島は、ママヌザ諸島からさらに北上した、あるがままの南太平洋の自然が残された地。南北に細長いヤサワ島には6つの村があり、シャンパンビーチやラバーズビーチなど絶品ビーチもちりばめられています。豪華クルーズでめぐることもできます。いつかは訪れてみたい、憧れのエリアです。

<おすすめリゾートホテル>
ヤサワ・アイランドリゾート
24万平方キロメートルもの敷地に、ヴィラがわずか19棟。シックな色使い、ゆったりとした間取り、エレガントな大人のためのリゾート。スイートタイプの客室の前には海を望むデイベッドやハンモックが用意され、遠浅の美しいビーチを思う存分堪能できます。ほかの客室から隔絶された場所には、さらに豪華なロマランギというヴィラもあります。


アクセス/ナンディ国際空港から空路約35分
客室数/19室


●その他のエリア
バヌアレブ島やタベウニ島などの大きな島では、そこに暮らすフィジアンの生活が垣間見られたりします。村へ訪れると、カヴァの儀式で歓迎してくれたり、とっておきのフィジー体験が待っています。また、小さな島を丸ごとリゾートにしつらえたセレブ御用達のアイランド・リゾートもあり、上級リゾーターも満足いくはずです。

<おすすめリゾート>
ヴァツレレ・アイランドリゾート
ビチレブ島の南西沖に浮かぶ、アイランド・リゾート。わずか19室の客室は、フィジーの伝統様式を鮮やかな色調でまとめた贅を尽くしたもの。ゲスト同士もファーストネームで呼び合い、うちとけた雰囲気。4日以上の連泊が条件で、食事はもちろん、アルコールも含むオールインクルーシブ制。スモール・ラクシュアリー・ホテルズの一員。

アクセス/ナンディ国際空港から空路約25分
客室数/19室


■フィジーを知るなら「南国通信」
フィジーの現地情報を伝えるフリーペーパーです。年に3回発行。最新号ではフィジー産のハンディクラフトを特集。フィジー政府観光局や大手旅行会社、ダイビングショップなどで入手することができます。
フィジー政府観光局 TEL03-3587-2561



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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